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Raspberry Piが3Dプリントされたゴリラのシェイクスピア朗読を支援

メーカー兼開発者のYamS1氏は、Instructablesで見つけたこの3Dプリントゴリラプロジェクトで、とんでもないことをしています。この3Dプリントは、円形のディスプレイモジュールを頭部に使うように設計されています。ゴリラは台座の上に置かれ、内部には円形ディスプレイを制御するRaspberry Piが内蔵されています。ディスプレイには、台座の底部から音声が流れ、ゴリラがシェイクスピアを朗読する映像が映し出されています。 

プロジェクト自体と同じくらい興味深いのが、そのインスピレーションだ。Googleの親会社であるAlphabetは、X Developmentというムーンショット工場を所有している。X Developmentは、「台座の上でサルにシェイクスピアの朗読を教えよう」というフレーズで始まる比喩を使ったブログ記事で知られている。

ラズベリーパイ

(画像提供:YamS1)

猿にシェイクスピアを暗唱させるのと同じように、このようなプロジェクトに取り組む際は台座のことなどあまり考えないかもしれない、という発想です。つまり、まずはコアとなる製品に集中するということです。この教訓は、メーカーYamS1のプロジェクトとどう関係があるのでしょうか?あまり関係ありませんが、彼らは台座の上に置かれた3Dプリントのゴリラの中にRaspberry Piを組み込んでいて、私たちはそれを気に入っています。

このプロジェクトは、Raspberry Pi 3 B+とGC9A01と呼ばれる円形ディスプレイモジュールを使用しています。画面の解像度は240 x 240ピクセル、サイズは1.28インチです。Raspberry Piへの接続は、多くのディスプレイのようにHDMIではなく、GPIO、具体的にはSPIインターフェースを介して行われます。

Raspberry Piの最高のプロジェクトは、再現性が高いものです。YamS1さんは、GC9A01ディスプレイモジュールをRaspberry Piで動作させるための設定方法を丁寧に解説してくれました。ありがたいことに、このプロジェクトに熱中しなくても、手順は他のプロジェクトにも簡単に応用できます。Instructablesのオリジナルプロジェクトページでは、詳細と印刷プロセスの舞台裏の画像もご覧いただけます。

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