LGは世界最大のOLEDテレビメーカーですが、これまでゲーム用OLEDモニターを発売したことはありませんでした。水曜日に同社は、3月に予告されていたブランド初のゲーマー向けOLEDディスプレイ「UltraGear 48GQ900」を正式に発表しました。このディスプレイは、OLEDパネルの利点とAdaptive-Syncなどの高リフレッシュレート機能を組み合わせています。
LG UltraGear 48GQ900は、3840 x 2160解像度、120Hzリフレッシュレート(オーバークロックモードでは最大138Hz)、0.1ミリ秒のグレーツーグレーリフレッシュレートを備えた47.5インチモニターです。OLEDディスプレイの特徴として、UltraGear 48GQ900は非常に高いコントラスト比を誇りますが、最大輝度は中程度です。LGがこれを公式に公表せず、HDR10対応とのみ述べているのは、そのためかもしれません。それでも、このディスプレイはDCI-P3色域の最大98.5%を再現でき、非常に正確です。LGはまた、視聴体験を向上させるために、独自のAGLR(アンチグレア低反射)コーティングをOLEDモニターに採用しています。
LG UltraGear 48GQ900は主にゲーマー向けに設計されており、Adaptive-Syncテクノロジーをサポートし、AMDのFreeSync PremiumとNVIDIAのG-Sync要件の認定を受けています。ディスプレイには20Wスピーカーが2基搭載され、DTS Headphone:Xテクノロジーをサポートする4極ヘッドホン出力も備えています。
入力に関しては、UltraGear 48GQ900にはDisplayPortコネクタが1つ、HDMI入力が3つ(少なくとも1つはHDMI 2.1)、そしてデュアルポートUSB 3.0ハブが搭載されています。モニターには調整可能なスタンドも付属しています。
LGは、ゲーマー向け初となるOLEDモニターに加え、ATW偏光フィルター搭載の31.5インチNano IPSディスプレイ2機種を発表しました。解像度は4K UHD(3840 x 2160)とQHD(2560 x 1440)に対応しています。さらに、両モニターともNVIDIA G-Syncに対応し、AMD FreeSync Premium Pro認定を受けています。
その後まもなく、LG UltraGearディスプレイの新製品3機種すべてが今月から日本国内および主要市場で発売されます。価格は現時点では未定です。
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