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Raspberry Pi 4 の Vulkan サポート: 進捗状況とデモ写真

Raspberry Piはその小型さと価格の高さでよく知られていますが、間もなくその優れたパフォーマンスも認められるようになるでしょう。数か月前、Raspberry Pi FoundationはRaspberry Pi 4におけるVulkanサポートの開発を発表しました。本日、チームはプロジェクトの現状に関する最新情報と、進捗状況を示すデモ画像を公開しました。 

(画像提供:Raspberry Pi Foundation)

VulkanはクロスプラットフォームのグラフィックスAPIです。1月には、チームはVulkan 1.0 APIのごく一部を使って色付きの三角形をレンダリングすることに成功しましたが、現在はKhronos Conformance Test Suiteを使用して7万件を超えるテストに合格しています。

(画像提供:Raspberry Pi Foundation)

デモ画像は視覚的に印象的で、特に1月にレンダリングされた三角形と並べるとその印象は強烈です。しかし、このドライバーをビデオゲームのような高負荷の用途で使用できるようになるまでには、チームにはまだ多くの作業が残されています。それまでは、ワークロードがあまりにも複雑すぎて対応できないのです。

チームは今後数ヶ月間のアクションプランを既に策定しています。Vulkan 1.0の機能セットの基本サポートを提供し、その後CTS準拠に移行する予定です。開発の現状について詳しく知りたい方は、Raspberry Pi公式ブログの投稿全文をご覧ください。

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