
Serene Industriesは、長らく待望されていたIcebreakerキーボードをついに発表しました。メインシャーシとキーキャップがすべてアルミニウム製の65%アルミニウム製です。本体は6061アルミニウムの塊からCNC加工され、型破りなウェッジシェイプに成形されています。現在Serene Industriesのオンラインストアで販売されているIcebreakerの価格は1,600ドルですが、その価格の大部分は精巧な設計プロセスと美しいデザインによるものです。
最近のカスタムメカニカルキーボード、特にアルミニウム製のものは100~200ドル程度で手に入ります。一般的にかなり頑丈で、打鍵音も素晴らしいです。Icebreakerが他の高級キーボードの中で際立っているのは、その型破りなデザインと415ドルのアルミニウム製キーキャップです。Serene Industriesによると、キーキャップには文字の視認性とRGBライト機能を実現するために、約800個の微細な穴あけ加工が施されているそうです。さらに、ミニマルなデザインが全体の外観を美しく整え、ほのかなレトロな雰囲気を醸し出しています。
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Icebreakerは、不要なノイズや振動を吸収するデュアルダンピングシステムと、数ヶ月は持つと予想される4,000mAhのバッテリーを搭載しています。さらに、VIAのサポートも充実しており、同社独自のSerene Industries Configuratorツールを使ってカスタマイズすることも可能です。ただし、これに関する詳細は明らかにされていません。
65%レイアウトにもかかわらず、追加されたリストレストとEC11回転ノブにより、全体的な占有面積が増加し、長さに関してはフルサイズキーボードの領域に達しています。ウェブサイトでは使用されているスイッチの詳細は記載されていませんが、IcebreakerはフルハイトのMXスイッチを採用していると報告されています。
極めてニッチな製品なので、周辺機器だけに1500ドル以上も出す人は少ないでしょう。他のカスタムメカニカルアルミニウムキーボードと実質的に同じ機能を果たしますが、その風変わりな設計思想は、愛好家にとって価値のあるコレクターズアイテムとなるでしょう。
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ハッサム・ナシルは、長年の技術編集者兼ライターとしての経験を持つ、熱狂的なハードウェア愛好家です。CPUの詳細な比較やハードウェア全般のニュースを専門としています。仕事以外の時間は、常に進化を続けるカスタム水冷式ゲーミングマシンのためにチューブを曲げたり、趣味で最新のCPUやGPUのベンチマークテストを行ったりしています。