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トランプ大統領の関税で次に打撃を受けるのはノートパソコンとスマートフォン

ノートパソコン、タブレット、携帯電話は、中国からの輸入品に対する関税の影響を受ける可能性がある。写真:Shutterstock

ノートパソコン、タブレット、携帯電話は、中国からの輸入品に対する関税の影響を受ける可能性があります。(画像提供:Shutterstock)

完成電子機器はこれまでトランプ政権による中国からの輸入品への関税を回避してきたが、近いうちにそれができなくなるかもしれない。ロイター通信によると、ノートパソコンやスマートフォンは、衣料品、食品、書籍、玩具など、他の多くの品目とともに関税の対象となる可能性がある品目リストに含まれている。

米国通商代表部(USTR)は、6月17日に公聴会を開催し、承認されれば最大25%の関税が課される可能性のある3,805品目の新たなリストについて議論すると発表した。関税は6月末に発効し、日本で開催されるG20首脳会議でのトランプ米大統領と習近平中国国家主席の次回会談とほぼ同時期に発効する。

この提案が承認されれば、これまでの関税の対象となっていなかったあらゆる消費者向け製品が実質的に影響を受けることになります。これは、AppleやMicrosoftなど、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット、その他の電子機器を中国で製造している企業、そして米国に製品を出荷して販売している海外企業にも大きな影響を与える可能性があります。

大手ノートパソコンメーカーの担当者はTom's Hardwareに対し、同社は過去6ヶ月間、中国でのノートパソコン生産の代替案を検討してきたと語った。同社は既に関税対象の一部製品を台湾に移転している。担当者は、これは短期的には「確実に小売価格に影響を与える」と述べた。

週末、ホワイトハウスの経済顧問ラリー・クドロー氏はトランプ大統領と矛盾する発言をし、米国に入ってくる商品にかかる関税を支払うのは中国ではなく米国だと主張した。

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アンドリュー・E・フリードマンは、Tom's Hardwareのシニアエディターで、ノートパソコン、デスクトップパソコン、ゲーム機を専門としています。最新ニュースにも精通しており、ゲームとテクノロジーをこよなく愛する彼は、Tom's Guide、Laptop Mag、Kotaku、PCMag、Complexなど、数々のメディアに記事を掲載してきました。Threads(@FreedmanAE)とBlueSky(@andrewfreedman.net)でフォローしてください。Signal(andrewfreedman.01)で彼にヒントを送ることもできます。