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未発表のIntel Core i3-14100が早期上場により150ドルで発売される可能性
ShopBLT での i3-14100 リストのスクリーンショット。
(画像提供:ShopBLT.com)

Intel の第 15 世代 Meteor Lake アーキテクチャの発表をめぐる話題の中、VideoCardz が最初に報じたように、第 14 世代 Intel Core i3 が ShopBLT.com に突然登場しました。 

BLTの商品リストにアクセスすると、すぐに150.27ドルという価格が表示されますが、すぐに消えてしまいます。Intel Core i3-13100は同じサイトで150.54ドルで販売されているため、この刷新されたCore i3の価格は前モデルとほぼ同等になると予想されます。ただし、この商品リストには購入オプションは表示されておらず、価格表示が消えると「現在入手不可」と表示されます。このチップはShopBLTから完全に削除される予定のようです。

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ShopBLT の検索ツールにおける Intel Core i3-14100 のリスト。
ShopBLTの検索ツールに表示されるIntel Core i3-14100のリスト。(画像提供: ShopBLT.com)

10月に報じたGeekbenchのリーク結果に反映されているように、Intel Core i3-14100は、ブーストクロック最大4.7GHzのクアッドコアCPUとして記載されています。最大ターボ周波数が200MHz向上する点を除けば、このCPUは既にほぼ同等のパフォーマンスを発揮するため、前世代機とほぼ同等のパフォーマンスを発揮すると予想されます。 

AMD Ryzen 5 5600Xと5600Gは、これらのIntel Core i3チップと同等の価格帯で入手可能な、AMDの唯一の競合CPUです。前世代のIntel Core i3-13100Fをテストした結果、Ryzen 5 5600Xは第13世代Core i3に対して平均約8%のゲームパフォーマンスの優位性を示しましたが、今回のリフレッシュとコア周波数の向上により、その差はわずかに縮まる可能性があります。もちろん、一部のゲームやアプリケーション(Far Cry 6やAdobe Lightroomなど)では、本来であればAMDチップがパフォーマンスで勝るシナリオであっても、当然ながらIntelアーキテクチャがAMDよりも有利になります。

とはいえ、先月中国のオンラインストアで見かけた120ドルという価格で、このIntel Core i3のリフレッシュ版をリリースできれば、Intelにとって全体としてはプラスになるかもしれません。そうなれば、現行の第13世代Core i3 CPUよりもRyzen 5 5600Xとの競争力がかなり高まるでしょう。

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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。