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Pi in the Sky: Raspberry Piが宇宙から地球を撮影・記録

クレジット: SSTL

(画像提供:SSTL)

昨日、PegLegと呼ばれるバイオハッキングプロジェクトについて取り上げました。このプロジェクトでは、改造されたRaspberry Pi Zero Wを3人のボランティアに移植しました。今週、Raspberry Piが見つかるのはこれが唯一の予想外の場所だろうと思っていましたが、Surrey Satellite Technology Ltd(SSTL)が本日、DOT-1衛星にRaspberry Pi Zeroを搭載して宇宙に打ち上げたと発表しました。その証拠となる写真と動画も入手しました。

細かいことを言うつもりはありませんが、これはRaspberry Piが宇宙船を使ったマーケティング活動に活用できる段階に到達したことを意味します。これは、かつての目新しさからは程遠いものです。(とはいえ、Raspberry Piがもはや目新しいものではなくなったわけではありません。バイオハッキングや宇宙の写真は確かにクールだと思います。)上の写真と下の動画はどちらも、DOT-1に搭載されたRaspberry Pi Zeroで撮影されたものです。

SSTL は、DOT-1 衛星にカメラと Raspberry Pi をどのように設置したかを次のように説明しました。

カメラで画像を撮影した後、データはRaspberry Piコンピュータに保存され、Core-DHSを介してギルフォードにあるSSTLの地上局にダウンリンクされました。新しいCore-DHSは、SSTLの従来の同等の航空電子機器スタックと同等の機能性を備えながら、質量と容積を大幅に削減し、Sバンド送信機と受信機、全地球測位システム、姿勢・軌道制御システム、インターフェースモジュール、ブリッジ、オンボードコンピュータを1つのモジュールに統合するように設計されています。

この構成はサリー宇宙センターの協力を得て構築されました。SSTLのマネージングディレクター、サラ・パーカー氏は発表の中で、このサイドミッションにおけるラズベリーパイの成功により、同社は「将来のミッションに向けて評価を行うことが可能になり、宇宙船の『セルフィー』撮影で主要機器の動作確認やアウトリーチ活動に活用できるようになる」と述べました。

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