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Thermaltakeの電源テスターで、電源が正常に動作しているかどうかを確認できます。Dr. Power IIIがATX 3.0電源のサポートでアップデートされました。
パワー博士3世
ドクター・パワーIII (画像提供:トムズ・ハードウェア)

ThermaltakeはCES 2024にて、ユニバーサルATX電源テスター「Dr. Power III」を発表しました。高性能な電源でも故障する可能性はあります。Dr. Power IIIは、トラブルシューティングに役立つ便利なテスターです。ThermaltakeはDr. Power IIIをアップグレードし、最新のATX 3.0電源に対応しました。

電源ユニットのテストは、基本的な電気知識と昔ながらのマルチメーターがあれば比較的簡単な作業です。しかし、誰もがマルチメーターを使いこなせるほどの電気の知識を持っているわけではありません。当然のことながら、電気の扱いに不安を感じる方もいるでしょう。そんな時に活躍するのが、ThermaltakeのDr. Power III(AC-069-OO1NAN-A1)です。

Dr. Power IIIは3代目となり、大きな進化を遂げました。初代Dr. Powerは、電源コネクタの正常状態を緑色のLEDで表示するシンプルなデバイスでした。電力値の表示機能は搭載されていませんでした。一方、Dr. Power IIはLCD画面を搭載し、各電源レールの値を確認できるようになりました。Dr. Power IIIでは、Thermaltakeは測定値の表示方法を若干改良し、ATX 3.0電源に対応するようにテスターの速度を向上させました。

Dr. Power IIIには3年間の限定保証が付いています。Thermaltakeは価格やテスターの入手性については明らかにしていません。

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Zhiye Liuは、Tom's Hardwareのニュース編集者、メモリレビュアー、そしてSSDテスターです。ハードウェア全般を愛していますが、特にCPU、GPU、そしてRAMには強いこだわりを持っています。