
これまでRaspberry Piで動く時計は1、2個見かけたことはありましたが、忍者タートルズも思わず顔を赤らめてしまうほどの時計は初めてです。HackadayとGitHubではLikeablobとして知られるメーカー兼開発者が、お気に入りのシングルボードコンピュータ(SBC)を使って、このRaspberry Pi AIピザ時計を開発しました。この時計は、通常の時計のように針ではなく、ピザのスライスで現在時刻を表示します。
このプロジェクトはとにかく素晴らしい!機能的な面白さだけでなく、実現に必要な作業の細部まで掘り下げると、実に感銘を受けます。人工知能を実装し、「リアル」なピザ画像を作成しています。Likeablobは、時計の文字盤に使用されている丸いディスプレイに収まる、均一なスケールのピザを作成するために、かなりの労力を費やしました。
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このプロジェクトを再現するのに最新のRaspberry Piは必要ありません。LikeablobさんはRaspberry Pi Zero 2 Wで全てを完璧に実現しています。これは時計なので、丸いディスプレイを使うのが理にかなっています。Likeblobさんは今回、解像度720 x 720ピクセルの4インチ丸型LCDディスプレイを使用しています。接続にはミニHDMIボードを使用しています。
Piとスクリーンは、Likeblob氏がSolidPythonとOpenSCADを使って作成したカスタムケースに収められています。時計の文字盤は前述のStable Diffusionを使って作成し、Raspberry PiではNixOSを実行しました。このプロジェクトの素晴らしい点は、出力結果にちょっとした汎用性があることです。時計をピザ好きに捧げる必要はありません。他の丸い画像でも時間を表すことができます。サンプル写真では、ピザのデザインの代わりに花が使われています。
このRaspberry Piプロジェクトを詳しく知りたい方は、 Hackadayでその構造を詳細に解説した記事を多数ご覧いただけます。また、 GitHubでソースコード全文が公開されており、誰でも閲覧可能です。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。