プロジェクトに取り掛かろうとしたら、必要なツールがどこにも見つからないことに気づくほど最悪なことはありません。でも、Raspberry Piを使ってゼロからソリューションを作れるなら、わざわざ何かを買う必要はありません。How To Electronics が、スマートフォンインターフェースを備えたRaspberry Pi Pico 搭載オシロスコープでまさにそれを実現しました。
How To Electronics をご存知ない方のために説明すると、これは電子工学エンジニアのチームによって設立された、自称電子工学コミュニティです。彼らは、私たちのお気に入りのシングルボードコンピュータ(SBC)であるRaspberry Piをはじめ、幅広い電子機器に関するプロジェクトやニュースを定期的に取り上げています。今週、彼らは私たちが心から感謝せずにはいられない、エキサイティングなプロジェクトを共有してくれました。
このプロジェクトのコンセプトはシンプルで、始めるのにそれほど多くのハードウェアは必要ありません。特に、すでに余っているPiがあればなおさらです。Picoはジャンパー線を使って周波数を検出するようにプログラムされており、そのデータをスマートフォンアプリに解析して解釈します。オシロスコープをご存知ない方のために説明すると、マイクロエレクトロニクスをいじるならオシロスコープが便利です。電圧をテストし、波形データをリアルタイムでディスプレイに表示するために使われます。
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構成のテストに使用されるハードウェアを除けば、オシロスコープを作成するために必要なのは、Raspberry Pi Pico マイクロコントローラ、マイクロ USB ケーブル、抵抗器 (詳細については、抵抗器のカラー コードを参照)、およびオス - オスのジャンパー ワイヤだけです。
オシロスコープのデータは、ソフトウェア側ではScoopyというAndroidアプリによって管理されます。このロジックアナライザーは、オシロスコープ入力のビジュアルインターフェースとして機能します。How To Electronicsによると、このセットアップでは最大250KHzの周波数を検出できます。
How To Electronicsウェブサイトの公式プロジェクトガイドをご覧ください。組み立て手順の詳細な説明が掲載されており、ご自身でプロジェクトを再現してみるのも良いかもしれません。How To Electronicsには、始めるための豊富な情報に加え、進捗状況をテストする方法も掲載されています。
YouTubeで公開されているデモ動画では、動作の様子と組み立て工程をご覧いただけます。興味のある方はぜひご覧ください。また、How To Electronicsをフォローして、Raspberry Piのクールなプロジェクトをもっと楽しんでください。
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