RGBライティングがデバイス間で同期されるトレンドがますます増えています。通常は自社製品群で見られるものですが、MSIはSteelSeriesと提携し、SteelSeriesの周辺機器向けライティングソフトウェアをMSIのマザーボードに実装しました。
簡単に言うと、SteelSeriesは多くの周辺機器メーカーと同様に、RGBライティング(カラー、エフェクトなど)に加え、マクロやキー/ボタンの割り当てなどを設定できる独自のソフトウェアアプリケーションを提供しています。SteelSeriesのバージョンはSteelSeries Engine3(SSE3)と呼ばれています。MSIはSSE3を使ってZ270 Gaming Pro Carbonのライティングを制御できるようにすることで、SteelSeries周辺機器のライティングをこのマザーボードと同期させています。
SSE3の主なライティング機能は、PrismSyncとGameSenseの2つです。PrismSyncはすべてのライティング効果を制御し、GameSenseはさらに進化し、プレイ中のゲーム内のイベントに基づいて様々なライティング効果を発動します。例えば、キーボードやマウス(そしてこの場合はマザーボード)のライトで、体力や弾薬残量などを表示できます。
SSE3 は、 Rival 700 マウスやApex M800 キーボードなど、いくつかの SteelSeries 周辺機器でサポートされています。
SteelSeries 周辺機器を持っていない(または持ちたくない)が、Z270 Gaming Pro Carbon を使用している場合は、MSI 独自のツールである Mystic Light Sync または MSI Gaming App を使用してマザーボードの照明を制御できます。
RGBライティングは、進化を続ける有機的な存在のように感じられます。最初は一部のキーボードとマウスに搭載されていましたが、その後、多くのキーボードとマウスに搭載されるようになりました。ヘッドセットにも!そして、設定ソフトウェアがより洗練され始めました。進化の次のステップは、独自のソフトウェアを用いて、企業の製品スタック内の複数のデバイス間でライティングを同期させることでした。そして、RGBマザーボードとカップホルダーが登場しました!
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これは避けられないことだったと思いますが、この MSI/SteelSeries のコラボレーションにより、複数のメーカーの製品間で RGB 照明を同期できるようになりました。
セス・コラナーは以前、トムズ・ハードウェアのニュースディレクターを務めていました。キーボード、バーチャルリアリティ、ウェアラブル機器を中心としたテクノロジーニュースを担当していました。