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ウォールナット材のゲームボーイは非売品ですが、自分で作ることもできます
セバスチャン・スタックスのウォルナットウッドゲームボーイプロジェクトの高解像度画像。
(画像提供:セバスチャン・スタックス、別名「there oughta be」)

YouTubeチャンネルとウェブサイト「There Oughta Be」で知られるモッダー、セバスチャン・スタックス氏は、木製のゲームボーイが欲しいと言い出し、ウォルナット材でゲームボーイの筐体を自作しました。彼はゲームボーイ本体を製作する前に、木製のカートリッジを製作していましたが、オリジナルのプラスチックケースを木製に交換したポケモンのカートリッジも2つあります。

Stacksがこのプロジェクトで行ったのは、オリジナルのゲームボーイのプラスチック製ボディをウォールナット材に交換し、本体を組み立て直すだけではありません。十字キーとボタンもすべて交換され、オリジナルのゲームボーイの画面も、この時代のゲームが提供できる最高の画質を引き出すIPSスクリーンに改造されています。

もっと詳しくご覧になりたい方のために、There Oughta Be YouTubeチャンネルからプロジェクトの内訳と詳細なショットを多数掲載した動画を埋め込みました。ご自身で作ってみたい方は、There Oughta Beのブログ記事でステップバイステップの説明をご覧ください。

最後に、これは一体誰のためのものなのかと疑問に思う方もいるかもしれません。なぜ、古びたゲーム機の遺物に、これほどの時間と労力を費やす必要があるのでしょうか?こうしたカスタム携帯ゲーム機には、当然ながら一定の需要があります。例えば、1440p画面を搭載した250ドルのゲームボーイに匹敵するAnalogue Pocketは、2019年後半の発売以来、ほぼ常に売り切れ状態です。

真に優れたゲームデザインは、ハードウェアが時代遅れであっても、時代を超越します。プレミアムなレトロ携帯ゲーム機(特に木製ゲームボーイのようなカスタムプロジェクト)は、そのことをより強調しています。さらに、より自然な木製デザインがPC分野にも浸透しつつあるため、このようなゲームデザインが見られるのはこれが最後ではないでしょう。

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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。