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Navi 14のサポートはMesa 19.2へ移行するとの報道

クレジット: AMD

(画像提供:AMD)

AMDはNavi 14 GPUを公式発表していませんが、6月にLinuxドライバ、7月にCompuBenchデータベースに登場したことから、噂されているPolaris後継機は遅かれ早かれ登場するでしょう。Linuxユーザーはその時に備えて準備しておくべきです。Phoronixによると、Navi 14のサポートは、数週間以内に正式リリースされる予定のMesa 19.2リリースでMesa 3Dグラフィックスライブラリにバックポートされる予定です。

開発者たちは、GPUに関する情報が不足している現状にもかかわらず、LinuxへのNavi 14サポートの導入に取り組んできました。Mesa 19.2が最近機能完了と判断されたため、当初はMesa 19.3リリースでNavi 14サポートがデビューする予定でしたが、PhoronixはAMD RadeonSI Gallium3Dドライバ開発者のMarek Olšák氏から、8月26日にNavi 14サポートをMesa 19.2にバックポートするよう要請があったことを発見しました。(詳細はこちらをご覧ください。)

Mesaのリリースカレンダーによると、Mesa 19.2のリリース候補版は8月27日、9月3日、9月10日にリリースされる予定です。Mesa 19.3のリリース候補版は10月までロールアウトが開始されず、最終リリース候補版は11月5日にリリースされる予定です。つまり、Navi 14のサポートを19.3リリースではなく19.2リリースにバックポートすることで、Linuxユーザーは予想よりも2か月早く、次期GPUへの対応を準備できることになります。

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