
SF作品の小道具やハードウェアを再現する場合、製作者は間違いなくお気に入りのボードを使うでしょう。そして、まさに今日のプロジェクトは、Redditで知られる製作者兼開発者のGrimdaria氏が作成したものです。Grimdaria氏は、私たちのお気に入りのマイクロコントローラーであるRaspberry Pi Picoを使って、『Fallout』シリーズの驚異的なT-45パワーアーマーヘルメットを組み立てました。このビルドは、Brotherhood of Steel(鋼鉄同胞団)もきっと気に入るでしょう。
このプロジェクトは、息子さんのハロウィンコスチュームの一部としてデザインされ、子供の頭に合うようにサイズ調整されています。とはいえ、内部には息子さんが監視するだけでなく操作できる電子機器や機能を多数搭載するのに十分なスペースがあります。LED、温度センサー、そしてスクリーンまでも内蔵されています。
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動作を司るメインボードはRaspberry Pi Picoです。このボードには、ヘルメットのメインライトを操作する12個のLEDを搭載したNeoPixelリング、いくつかのボタン、ライトと音量を調整するポテンショメータ、そして複数のファン、温度センサー、そしてもちろんOLEDスクリーンが接続されています。
ヘルメット内部のOLEDスクリーンがどれほど実用的か疑問に思う方もいるかもしれませんが、どうやら3時間にわたるトリック・オア・トリートの後も全く問題なく機能していたようです。Grimdariaは、できるだけ目から離すために、ヘルメットの鼻の部分に設置しました。解像度は128 x 64ピクセルで、青と黄色の組み合わせが特徴です。
これは私たちがこれまで見てきた「Fallout」をテーマにしたプロジェクトの中でも、特にクールなものの一つです。特に、忘れられないハロウィーン体験になることを考えるとなおさらです。この素晴らしいRaspberry Piプロジェクトをもっと詳しく知りたい方は、GrimdariaさんがRedditに投稿した元のスレッドをご覧ください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。