ChatGPT(Chat Generative-Pre-Trained Transformer)は登場からまだ数ヶ月しか経っていませんが、既に大きな成果を上げていると言っても過言ではありません。何百万人ものユーザーがあらゆる種類のクエリにこのサービスを利用してきましたが、そのたびにブラウザを開いてログインし、プロンプトを入力する必要がありました。しかし、Linuxユーザーの場合、HorrorPillsことRafal Mioduszewski氏によるGnome拡張機能のおかげで、これらの手順を省略できるようです。
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拡張機能は、Mioduszewski の Github リポジトリからファイルをダウンロードし、適切なディレクトリにコピーして、gnome-extensions アプリケーションを使用して有効化することでインストールされます。アカウントをお持ちで、ChatGPT の容量がいっぱいになっていなければ、再起動またはログオフするだけでデスクトップから快適に ChatGPT にアクセスできます。
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では、この拡張機能を使って何ができるのでしょうか?ブラウザでできることはほぼすべて可能です。例えば、Star Trek II: The Wrath of KhanのKobayashi Maruを攻略するタスクも作成しました。シミュレーターを再プログラムしなければ、AIでさえこの戦いに勝つことはできませんでした。もっと真面目な話としては、13番ピンにLEDを配置したCircuitPythonを書いてもらうように指示しました。次に、3Dプリンターのノズルを制御して30mmの立方体を描くためのGコードを書くように指示しました。このGコードには多少の調整が必要ですが、期待が持てます。最後に、ChatGPTに、オームの法則を用いて回路内の架空のLEDの適切な抵抗値を計算してもらうように指示しました。
アカウントをお持ちで、Gnome が動作する Linux ディストリビューションをお持ちなら、この拡張機能に少し時間をかける価値は十分にあります。もしかしたら、作業の手間が省けるかもしれません。
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レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。