技術的な観点から見ると、新しいR420コアは、それほど大きな改善は見られません。NVIDIAのやり方に倣ってShader Model 3.0などの新しいDirectX機能を実装するのではなく、ATIは実績のあるR3xxアーキテクチャをさらに最適化、改良、拡張することを選択しました。その方法はシンプルです。頂点シェーダーの増加、ピクセルシェーダーユニットの増強と改良、そしてメモリコントローラーとFSAA実装への細かな調整と改良です。R420が提供する真の新機能は、3Dcと呼ばれる法線マップ圧縮のサポートのみです。