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MSIのTitan 18 Pro Ryzen Editionはモンスター級のスペックで登場 — Ryzen 9 7945HX3DがRTX 4090とともに復活
MSI Titan 18 Pro Ryzen、MSI JDストアより
(画像提供:MSI)

MSIは、新たなフラッグシップゲーミングノートPC「Titan 18 Pro Ryzen Edition」を発表しました。この新しいノートPCは、Titan 18シリーズお馴染みのハイエンドパフォーマンスとデザインを継承し、AMD Ryzen 9 7945HX3Dを搭載しています。7945HX3DがノートPCに搭載されるのは、1年前にAsus ROG Scar 17 X3Dに搭載されて以来、今回で2度目となります。 

中国のショッピングサイトJD.comでVideoCardzが発見したこのノートパソコンのスペックは、オリジナルのTitan 18 Proとほぼ同等で、RTX 4090グラフィックカードを搭載し、Intel Core i9-14900HXプロセッサがRyzen 9 7945HX3Dに置き換えられています。ストレージとRAMはTitan 18のPro版とHX版の両方からアップグレードされており、Ryzen Editionは最大96GB RAMと4TB PCIe Gen5 SSDを搭載しています。オリジナルのPro版とより高価なHX版は最大64GB RAMとPCIe Gen4 SSDを搭載していますが、Intel版は2TB SSDを2台組み合わせてRAID-0構成で動作させています。Intelプロセッサを廃止したことで、Thunderbolt 4が廃止されたことも大きなメリットです。

ディスプレイは従来通り、エンドゲームにも対応可能な18インチ、240Hz駆動のIPSパネル、16:10アスペクト比(2560x1600解像度)で、DisplayHDR 1000認証を取得しています。SteelSeries RGBメカニカルキーボードは、最上位機種Titan 18 HXのCherry MX Brown Ultra-Thinスイッチから若干ダウングレードされています。このノートパソコンは現在、中国ではJD.comでのみ販売されており、価格は21,999人民元(3,030ドル)からとなっています。この価格では、RAM 32GB、ストレージ 1TBのみとなります。 

MSI Titan 18 Pro Ryzen Editionの上位機種のパフォーマンスを知りたい方は、こちらのMSI Titan 18 HXのレビューをご覧ください。5,400ドルという驚きの価格に見合うだけの装備をすべて揃えましたが、そのパフォーマンスには全く失望しませんでした。

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サニー・グリムはTom's Hardwareの寄稿ライターです。2017年からコンピューターの組み立てと分解に携わり、Tom'sの常駐若手ライターとして活躍しています。APUからRGBまで、サニーは最新のテクノロジーニュースを網羅しています。