Scope ARは本日、Remote ARとWorkLinkアプリケーションを統合する計画を発表しました。同社はAugmented World Expoで新アプリケーションの初期ビルドのデモを行い、今夏後半には、まだ名称が決まっていない新製品を発表する予定です。
スコープAR社は、顧客からWorkLinkとRemote ARの機能への高い評価を得ているものの、製品エキスパートが修理手順をより分かりやすく説明できるよう、WorkLinkの指示ファイルをRemote ARに取り込んでほしいという要望を頻繁に受けていると述べています。新製品の名称はまだ決まっていませんが、Remote ARの連携機能とWorkLinkのAR指示ファイルを統合したアプリケーションをリリースする予定です。
「従業員が専門家とリアルタイムでつながり、必要な遠隔サポートを受けられると同時に、統合されたインターフェースでリッチでアニメーション化されたARによるステップバイステップの指示にアクセスできる機能は、人々の働き方を真に変革する可能性を秘めており、企業の貴重な時間、リソース、そして多大なコストを節約します」と、Scope ARのCEO兼共同創設者であるスコット・モンゴメリー氏は声明で述べています。「私たちは、フォーチュン500企業で既に使用されている製品を通じて、ARの可能性の限界を押し広げています。新たに統合されたプラットフォームにより、お客様から寄せられる多くのご要望にお応えし、より優れたAR体験を提供できることを大変嬉しく思います。」
Scope ARは新アプリケーションのリリース準備はまだ整っていないものの、今週開催されるAugmented World Expoでソフトウェアのプロトタイプを公開しました。イベントに先立ち、Montgomerie氏にインタビューしたところ、新アプリケーションはまだ社内評価段階にあるとのことですが、今後数週間のうちに一部のクライアントが新製品を利用できるようになる予定です。
モンゴメリーは7月に新アプリケーションのリリースを予定しています。リリースに伴い、Scope ARは統合されたアプリケーションを考慮した新しいライセンスモデルを導入します。
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