
Lian Liは、一般的なタワー型ケースとは一線を画すデザインを頻繁に採用しており、本日発表されたPC-M25も例外ではありません。標準的なタワー型ケースと大きく異なる点はありませんが、いくつかの点で際立っています。この筐体のコンセプトは、必要以上のストレージ容量を備えた、コンパクトでありながらパワフルなシステムを構築できるというものです。

このケースのハイライトは、その収納スペースです。スペックシートによると、ケース下部のトレイには2.5インチドライブを3台、または3.5インチドライブを2台収納できるとのことですが、少し窮屈そうなので、それぞれ2台ずつ収納できそうです。さらに、ケース前面にはLian Liがホットスワップシステムを搭載しています。このケージには3.5インチドライブを5台収納でき、背面にはデータヘッダーと電源ヘッダーが既に配置されたPCBが搭載されています。つまり、サイドパネルを取り外せば、5台のドライブを簡単に交換できるということです。

電源ユニットの配置の関係で、ケーブルマネジメントはこのケースの強みとは言えません。もちろん、ホットスワッププレートのおかげで多少はすっきりしますが、結局はサイドパネルで全て隠してしまうことになるでしょう。
ケース内の冷却は、ハードドライブケージに空気を送り込む140mmの吸気ファンによって行われ、排気はシャーシ上部に取り付けられた120mmのファンによって行われます。電源ユニットも排気を多少補助します。
Lian Liのケースなので、ほぼ全体がアルミニウムで作られています。アルミニウム以外のパーツは、振動吸収グロメット、ファン、脚の底部のフォームパッド、そしていくつかの細かな部品だけです。

ケースの寸法は199 x 322 x 441 mm(幅x高さx奥行き)で、重量は空の状態では3.74 kgです。
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ケースはシルバーとアルマイトブラックの2色展開で、価格はそれぞれ169ドルです。Lian LiはPC-M25を2月中旬までに米国で発売する予定です。
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