
セガトイズの最新ペット猫型ロボット玩具「KIMITラグドール」シリーズは、2024年2月29日の発売日から2ヶ月も経たないうちにリコールされたと、KIMITの公式プレスリリースで発表されました。Japan Todayは今年3月1日に発売されたKIMITラグドールのホワイトとブラウンモデルの存在を報じ、執筆時点での価格が33,000円(約213米ドル)だったことを指摘しました。
日本では、猫や犬などの室内飼いが明確に禁止されているわけではないことを付け加えておきます。しかしもちろん、かわいい家電製品や、それほど不気味な見た目ではないロボットペットを好む人には、こうしたアイテムが魅力的に映るかもしれません。中には猫アレルギーの人もいるかもしれませんが、どうやら日本ではそれほど珍しいことではないようです。なぜか、猫を飼っている人でさえ、そう感じているようです。
これらの猫型ロボットは、発売前にセガトイズが公開した映像や声明では、ペットの代替品として宣伝されていました。ユーザーがロボットを抱きしめたり、顔を撫でたり、話しかけたりしている様子が映し出されていましたが、バックライト付きの青い目は微動だにせず、鳴き声も上げずに光り返していました。リアルな毛並みは魅力的ですが、リコールの理由は、ロボット猫のエンジンに接触した際に毛が燃えてしまうことにあるようです。
リコールは即時実施され、全モデルに適用されます。セガは、ロボットデバイスをまだ所有しているユーザーに対し、焦げ臭い匂いや反応を悪化させる可能性のある物質をこれ以上供給しないよう、直ちに電源を切るよう勧告しています。これは賢明な判断と言えるでしょう。公式プレスリリースでは、このリコールは火災や怪我が発生する前に実施されたとされており、これは幸運なことです。
デバイスを購入したお客様には全額返金されますが、返金を受けるには、Kimitのリリースに記載されている返品手続きに従う必要があります。通常、セガは製品を購入したお客様に返品用バッグと封筒を既に送付しており、返品用バッグに入れて適切な情報を添えて返送するだけで、2週間以内に返金されます。
返金された顧客のうち、少なくとも何人かは、そのお金で実際に猫を飼ってくれるといいのですが。もしかしたら、ちょっと刺激が欲しいなら犬でも飼ってもいいかもしれません。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。