
Raspberry Piはロボットローバーと非常に深い関係があり、今でもPi Warsのようなコンテストが定期的に開催されています。しかし今日は、Jo Hinchliffe氏が作成した、自宅で作れるクールなDIYロボットローバーキット「StoRPer」をご紹介します。オープンソース設計で、私たちのお気に入りのマイクロコントローラーの一つであるRaspberry Pi Picoを搭載しています。
ヒンチリフ氏によると、このキットは主にカスタム設計のPCBを搭載したシャーシで構成されています。必要に応じてコンポーネントを追加または削除して、ロボットローバーをカスタマイズできます。3Dプリントされた取り付け部品も含まれていますが、自宅に3Dプリンターがない場合は注文することも可能です。
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このデザインは、1980年代の四輪駆動のおもちゃの車「ストンパー」にインスピレーションを得ています。StoRPerの名前とAWD対応のアイデアはここから来ています。Hinchliffeから既製のユニットを購入することもできますが、このプロジェクトはオープンソースなので、誰でも好きなように改造できます。
PCBはローバーのシャーシとして機能し、4つの独立した駆動モーターを搭載しています。モーター、Pico、ホイールは別売りです。キット(価格は16米ドルから)とハードウェアの詳細は、TindieのStoRPerページでご覧いただけます。また、アップグレードオプションもご覧いただけます。
ヒンチリフ氏によると、StoRPerには前進を可能にするサンプルコードがいくつか用意されているとのことです。MicroPythonで記述されており、独自の方向や動きをプログラムするのに十分な情報を提供しています。また、ヒンチリフ氏は、全方向移動に使用できるメカナムホイールの実験も行いたいと考えています。
このRaspberry Piプロジェクトの実際の動作を詳しくご覧になりたい方は、Tindieで詳細をご覧ください。また、Hinchliffe氏のYouTubeチャンネルではStoRPerのデモ動画もご覧いただけます。ぜひ彼をフォローして、他のクールなプロジェクトやこのプロジェクトの最新情報を入手してください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。