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中国の CPU メーカー Zhaoxin がすべてのプロセッサに DeepSeek のサポートを展開 — 現在、全製品ラインナップで DeepSeek が実行される…
ZhaoxinのKX-7000 CPU。
(画像クレジット: Zhaoxin)

DeepSeekの中国コンシューマー市場への展開は継続しており、Zhaoxinは自社のハードウェアラインナップ全体にDeepSeek-R1 LLMを採用したことを発表しました。x86命令セットのライセンスを取得している数少ない中国企業の一つであるZhaoxinは、自社のプロセッサとOEMシステムが、DeepSeekがこれまでにリリースした1.5B、7B、14B、32B、70B、671Bのパラメータモデルをネイティブに実行できることを誇りにしています。

Zhaoxinのプレスリリースでは、主に2つのチップ、KaiXian KX-7000/8コンシューマー向けプロセッサとKaisheng KH-40000/32 64コアサーバー向けプロセッサが取り上げられています。KX-7000/8は、3.7GHzで動作する8コアモデルで、32MBのL3キャッシュを備えています。Zhaoxinは、このチップを中国製の未発表GPUと組み合わせることで、DeepSeek-R1-7 Bをネイティブで実行できると宣伝しています。ワードプロセッサやVSCodeインターフェースとの統合により、AIを活用した文章作成、スプレッドシート、プログラミングが可能になります。

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サニー・グリムはTom's Hardwareの寄稿ライターです。2017年からコンピューターの組み立てと分解に携わり、Tom'sの常駐若手ライターとして活躍しています。APUからRGBまで、サニーは最新のテクノロジーニュースを網羅しています。