
コンパクトPCメーカーのMinisforumは、製品ポートフォリオをタブレットへと拡大しました。同社は、AMD Ryzen 8000(Hawk Point)プロセッサを搭載した2-in-1 Windowsタブレット「Minisforum V3」を発表しました。
AMDはHawk Pointを搭載したロードマップをまだ公開していません。現在巷で噂されているのは、Hawk PointはZen 4コアとRDNA 3.5グラフィックスを搭載した4nmモバイルAPUだということです。AMDの既存のRyzen製品に馴染みのない方のために説明すると、AMDは現行のRyzen 7040(Phoenix)プロセッサにも同様の技術を採用しています。これは、Hawk PointがPhoenixのシンプルなリフレッシュ版で、グラフィックスが強化されている可能性を示唆しています。PhoenixはRDNA 3コアを採用していますが、Hawk PointはRDNA 3.5コアを搭載しているとのことです。そのため、Hawk Pointのコア仕様はPhoenixと同等になるはずです。最大8基のZen 4コアと最大12基のRDNA 3.5コアを搭載したモノリシック設計になると予想されます。
Minisforum V3 仕様
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成分 | 仕様 |
---|---|
プロセッサ | AMD ホークポイント 22-28W |
メモリ | LPDDR5-6400 |
ポート | USB 4 x 2、3.5mmオーディオジャック x 1、SD UHS-II x 1、Type-C DP入力のみ x 1 |
接続性 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
指紋 | 電源ボタンの統合 |
画面 | 14インチ、QHD+、165 Hz |
スピーカー | 高音スピーカー×2、低音スピーカー×2 |
カメラ | フロント2M、Windows Hello、リア5M |
バッテリー | ≥ 50Wh |
安全 | 指紋認証、Windows Hello |
スタイラス | MPP2.0、4,096圧力レベル |
MinisforumはMinisforum V3の暫定仕様とレンダリング画像を公開しましたが、これらはあくまで参考用であり、最終的な仕様とデザインは多少異なる可能性があります。メーカーは具体的な数量を明らかにしていませんが、Minisforum V3のRyzen 8000 APUにはLPDDR5-6400メモリが搭載される予定です。Minisforumはタブレットのストレージ容量については明らかにしていません。
Minisforum V3は、QHD+解像度(2,960 x 1,440ピクセル)の14インチタッチスクリーンです。165Hzの高リフレッシュレートを誇り、滑らかな映像とゲーム体験を実現します。Minisforumはこのタブレットに、低音スピーカー4個と高音スピーカー2個を搭載し、魅力的なオーディオ体験を提供します。
高解像度カメラが2台搭載されています。2メガピクセルのカメラはWindows Hello対応のウェブカメラとして、5メガピクセルのカメラは背面に搭載されています。電源ボタンは指紋リーダーとしても機能します。
Minisforum は、取り外し可能なキーボードと 4,096 段階の圧力を備えた MPP2.0 スタイラス ペンをサポートしています。
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このデバイスの豊富なポートリストには、USB 4ポートが2つ、3.5mmオーディオジャックが1つ、超高速SD UHS-IIカードリーダーが1つ、そしてDP入力のみに対応したUSB Type-Cポートが1つ含まれています。ワイヤレス接続はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応しています。Minisforumはこのタブレットに50Wh以上のバッテリーを搭載する予定なので、Hawk Pointの電力効率次第では1日中持ちこたえられるはずです。
MinisforumはMinisforum V3の価格や発売時期を明らかにしていません。ベンダーはAMDのRyzen 8000 Hawk Pointチップの採用を強調しているため、Minisforum V3はRyzenモバイルAPUとほぼ同時期に発売されると予想されます。
Zhiye Liuは、Tom's Hardwareのニュース編集者、メモリレビュアー、そしてSSDテスターです。ハードウェア全般を愛していますが、特にCPU、GPU、そしてRAMには強いこだわりを持っています。