オールインワン(AIO)水冷クーラーの開発元であるAsetekは、スモールフォームファクター(SFF)PCケースに特化したAIO水冷クーラー「645LT」を発表しました。Dan Case A4-SFXをはじめとする小型シャーシに収まるよう、このクーラーは92mm径のラジエーターを搭載し、チューブとラジエーターの接続部には90度回転するコネクタを採用しています。これにより、一般的な120mm以上のラジエーターと比較して、設置面積が小さくなっています。
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(画像提供:Asetek)
645LTのパフォーマンスは、Cinebenchと3DMark Time Spy(63℃)で38.5 delta Tと評価されていますが、Prime95 Small FFTでは48.5 delta Tです。ただし、これらの値を得るためのワット負荷については言及されていません。92mmラジエーター1台で、様々な要因にもよりますが、ほとんどのCPUを冷却できるはずですが、オーバークロックには限界があるかもしれません。これは、SFFシステムでは時として生じるトレードオフです。