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Optaneが再び登場:新しいIntelデータセンターが今後の

インテルのパートナーであるマイクロンが、インテルのOptaneブランド製品に搭載されている3D XPointメモリの開発を中止し、ユタ州リーハイの工場をテキサス・インスツルメンツに売却したことで、インテルのOptane SSDとメモリモジュールの将来は完全に不透明になっていました。しかし、同社は少なくとももう1つのOptane SSDファミリーを準備しているようです。

Intelは、Optane SSD DC P5810XとOptane SSD DC P5811Xを、ニューハンプシャー大学相互運用性研究所(NVMe対応SSDおよびコントローラの主要な検証機関)の協力を得て検証しました。両ドライブともNVMe 1.4準拠のコントローラを使用し、PCIe 4.0インターフェースを備えています。Intelはデータセンター向けにPCIe 5.0対応のSapphire Rapidsプラットフォームをまもなくリリースする予定であるため、PCIe 4.0インターフェースは少し意外です。P5810Xは2.5インチU.2フォームファクタ、P5811XはRuler E1.Sフォームファクタを採用します。

新しい Optane SSD DC が P5800 シリーズのモデル番号を持つことを考えると、昨年の Optane SSD DC P5800X と似たものになると予想するのが妥当ですが、データセンター向けの今後のドライブと既存のドライブの違いが何になるかはわかりません。

インテル

(画像提供:Intel)

昨年、IntelはMicronによる3D XPointメモリの生産終了が迫り、このメモリタイプの将来が不透明になったことを受けて、Optaneポートフォリオを大幅に見直しました。まず、コンシューマー向けOptane SSDの生産を中止しました。次に、前世代のOptane SSD DC P4800Xシリーズを廃止しました。同社はOptane SSC DC P5800Xシリーズ(2021年7月時点で史上最速のSSDと思われる)を発売しましたが、最上位の3.2TBバージョンの出荷はまだ開始されていないようです。

IntelのOptaneブランドSSDは現在データセンター向けにのみ提供されており、3D XPointの供給を受けるかどうかも不明であることを踏まえると、少なくともメモリ容量の増強に成功するまでは、Intelが近い将来、コンシューマー向けのOptaneドライブを新たにリリースするとは予想されません。そのため、新型Optane SSD DC P5810XとOptane SSD DC P5811Xは、同社にとって最後のOptaneドライブとなる可能性が高いでしょう。

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アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。