Monopriceは、価格に見合った優れた製品を提供することで知られています(最新のゲーミング周辺機器をご覧ください)。特に、市場で最高の4Kゲーミングモニターと競合する製品に関しては、その実力は際立っています。そして今、同社は3種類の新しいDark Matterモニターを市場に投入しようとしています。その中には、読者の多くにとって少々異例な製品も含まれています。
まず最初にご紹介するのは、Dark Matter 27インチ 4K (40777) ゲーミングモニターです。27インチ AUO IPSパネルを搭載し、Ultra HD解像度 (3840 x 2160) を実現しています。Monopriceは最大リフレッシュレート144Hzを誇り、これは4Kモニターとしては標準的な数値です。しかし、Samsungの最新ゲーミングモニターOdyssey Neo G8で見られたように、4Kパネルの最新ハイエンド市場は240Hzです(GeForce RTX 3090のような高性能GPUでさえ、この数値に圧倒されるでしょう)。
IPSパネルの標準コントラスト比は1,000:1、輝度は標準で400nitsです。ただし、Monopriceは40777をHDR対応モニターとして宣伝していません。応答速度もそれほど速くはなく、標準で12ms、オーバードライブ時は4msです。とはいえ、入力用にHDMI 2.1ポートが2つ、DisplayPort 1.4ポートが1つ、USB Type-Cポートが1つ搭載されています。さらに、ヘッドセット、キーボード、マウスなどの周辺機器を接続するためのUSB 3.0ダウンストリームポートも2つ搭載されています。
次は40777のミニLEDバージョンです。576のローカルディミングゾーンを備えたAUOパネルを搭載しています。27インチパネルはUltra HD解像度と最大144Hzのリフレッシュレートを備えています。ミニLEDパネルは、標準輝度600ニット、HDRモードではピーク1,000ニットといった利点も備えています。コントラスト比は標準で1,000:1、HDRモードでは1,000,000:1にまで向上します。
平均応答時間は12msと記載されており、オーバードライブ機能を使うと5msまで短縮されます。HDMI 2.0ポートを1つ搭載し、4K解像度を60Hzで処理します。HDMI 2.1ポートとDisplayPort 1.4ポートは4K解像度を144Hzで処理します。また、USB Type-C入力は4K解像度を60Hzで処理し、90ワットの電力供給に対応しています。40777と同様に、このミニLEDモデルはUSB 3.0ポートを2つ搭載しています。
最後に、Monopriceの新製品「Dark Matter」15.6インチポータブルOLEDモニターをご紹介します。このモニターは、Ultra HD解像度のSamsung AMOLEDパネルを採用しています。最大リフレッシュレートはわずか60Hzですが、これはゲーム用のメインスクリーンではなく、外出先で画面スペースを広く使えることを目的としたポータブルOLEDディスプレイであることを考えると、当然と言えるでしょう。
Monopriceによると、このポータブルモニターは標準輝度400nits、コントラスト比1,000,000:1、応答速度1msを実現しています。さらに、ミニHDMI 2.0ポートとUSB Type-Cポートが2つ搭載されており、そのうち1つは65ワットの電力供給に対応しています。残念ながら、Monopriceが提供してくれたのは上記のような粗い画像のみでした。
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Monopriceによると、Dark Matter 40777の価格は799ドル、Mini-LEDモデルは999ドルです。15.6インチポータブルモニターの価格はまだ確定していませんが、500ドル以下になると予想されており、このセグメントでは非常に競争力のある価格です。現時点でMonopriceは発売時期について詳細を明かしていませんが、情報が入り次第(ポータブルモニターのより良い画像と共に)この記事を更新します。
ブランドン・ヒルはTom's Hardwareのシニアエディターです。1990年代後半からAnandTech、DailyTech、Hot HardwareなどでPCとMacのテクノロジーに関する記事を執筆しています。テクノロジーニュースを大量に読んでいない時は、妻と二人の息子と共にノースカロライナ州の山やビーチで過ごしています。