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ArmがAIプロセッサを開発、プロトタイプは2025年春に完成予定と報道
アーム
(画像クレジット:Shutterstock)

日経新聞の報道によると、Armは親会社ソフトバンク向けに人工知能(AI)プロセッサを開発し、ソフトバンクは自社のデータセンターで活用する予定だ。これは、ソフトバンクの孫正義社長が10兆円(640億ドル)規模の投資を計画し、AI主導のコングロマリット企業へと変革するというビジョンに向けた重要な一歩となる。 

英国に拠点を置くArmは、AIチップを専門とする部門を設立し、2025年春までにプロトタイプを完成させることを目指しています。2025年春にプロトタイププロセッサが完成した後、2025年秋にはTSMC、Samsung Foundry、Intelなどのチップ製造委託先でArmプロセッサの量産が開始される予定です。 

ソフトバンクのCEOは、台湾や米国の主要なテクノロジー拠点を訪問し、業界リーダーと会談してAIイニシアチブへの支持を獲得するなど、世界的に積極的に活動しています。彼は、汎用人工知能(AGI)が海運、製薬、金融、製造、物流といった分野に革命をもたらす可能性を強調しています。 

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アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。