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Raspberry Pi、鳥を傷つけずに追い払う

屋外プールには、望ましくない野鳥がやって来ることがあります。ある趣味人が、望ましくない来訪者を安全に追い払い、永久に寄せ付けない素晴らしい方法を見つけました。今日は、DevMiserという名のメーカー兼開発者が作った、まさにそれを実現する製品をご紹介します。Raspberry Piで動くバードスイーパーは、近くに止まった鳥を、害を与えることなく追い払い、さらに二度と戻ってこないようにします。

このプロジェクトはバッテリー駆動なので、コンセントの近くで操作する必要はなく、完全に移動可能です。鳥や小動物が近くにいると、モーションセンサーで検知し、小さな棒を前後に振って追い払います。この棒は不要な訪問者を吹き飛ばしますが、傷つけることはありません。たとえ棒に近づいたとしても、棒は非常に小さく、サーボモーターで駆動するため、進路上にあるものをすべて叩き壊すことはありません。

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ラズベリーパイ
(画像提供:DevMiser)

このプロジェクトのすべてはDevMiserによってゼロから構築されました。3Dプリントされたハウジングは、このプロジェクトで使用されるコンポーネントに合わせて最適化されており、ハードウェアを屋外の環境から保護します。また、動作に必須ではないものの、どのような訪問者が立ち寄ったかを追跡できるカメラモジュールなど、興味深いオプション機能も追加できます。

DevMiserさんは、自作に興味のある方のために、プロジェクトの完全なパーツリストを公開してくれました。DevMiserさんは、ユニットの駆動にRaspberry Pi 3 A+モジュールを使用しています。サーボモーター、リレー、PIRモーションセンサーに接続し、24800mAhのモバイルバッテリーを使用しています。3Dプリント可能なSTLファイルはGitHubで公開されており、誰でもダウンロードできます。

このプロジェクトのソフトウェアは完全にオープンソースで、主にPythonで書かれています。プロジェクトのGitHubページでも提供されています。そこで動作を確認したり、ダウンロードして実際に試したりすることができます。このRaspberry Piプロジェクトを再現するには、GitHubのBird Sweeperプロジェクトの詳細ページにアクセスしてください。ソースコードだけでなく、ビルド方法に関する詳細な手順も記載されています。これはプロジェクトの説明ではなく、 PDFファイル形式で提供されています。

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