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NvidiaのRTX Pro 6000 Blackwell 96GBグラフィックカードのベンチマークテスト、スペックは確認された模様
エヌビディア
(画像提供:Nvidia)

NVIDIAは、プロフェッショナルビジュアライゼーション(ProViz)アプリケーション向けのBlackwellベースのグラフィックボードをまだ公式に発表していませんが、既にGeekbenchで関係者による実環境テストが行​​われています。NVIDIAの次期RTX Pro 6000 Blackwell Workstation EditionグラフィックカードのOpenCLベンチマーク結果が公開され、GPUとメモリの噂されていた仕様が裏付けられる一方で、パフォーマンスに関する疑問も浮上しています。

Geekbenchのリストによると、NVIDIAのRTX Pro 6000 Blackwell Workstation Editionアドインボードは、24,064個のCUDAコア(ストリーミングマルチプロセッサ188個、CUDAコア128個)を搭載したGB202グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を搭載し、最大2,617MHzで動作するとされ、ECC付き96GBメモリを搭載しています。一方、NVIDIAのGeForce RTX 5090は、現在購入できる最高のゲーミンググラフィックカードであり、21,760個のCUDAコアを搭載したGB202 GPUを搭載し、最大2,410MHzで動作するとされ、32GBのGDDR7メモリを搭載しています。

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行0 - セル0

RTX Pro 6000 WE

GeForce RTX 5090

OpenCLスコア

368,219

376,858

背景ぼかし

63,762

75,075

背景ぼかし

263.9枚/秒

310.7枚/秒

顔検出

60,254

73,968

顔検出

196.7枚/秒

241.5枚/秒

地平線検出

684,753

637,294

地平線検出

21.3ギガピクセル/秒

19.8 Gピクセル/秒

エッジ検出

864,739

838,261

エッジ検出

32.1 Gピクセル/秒

31.1 Gピクセル/秒

ガウスぼかし

832,815

795,994

ガウスぼかし

36.3 Gピクセル/秒

34.7 Gピクセル/秒

特徴マッチング

57,199

57,464

特徴マッチング

2.25ギガピクセル/秒

2.27ギガピクセル/秒

ステレオマッチング

2,797,728

2,802,350

ステレオマッチング

2.66テラピクセル/秒

2.66テラピクセル/秒

素粒子物理学

1,114,648

1,069,886

素粒子物理学

49056.6 FPS

47086.6 FPS

ただし、いくつか注意点があります。まず、プレリリース製品であり、プレリリースドライバーも付属しているため、RTX Pro 6000 Blackwell Workstation Editionのパフォーマンスは、最終ドライバーがリリースされた時点で向上する可能性があります。次に、RTX Pro 6000 Blackwell Workstation EditionのTGPには上限があるため、最大575Wまで対応可能なGeForce RTX 5090よりもコンピューティング性能が低くなります。さらに、現在のドライバーでは、本体に96GBのメモリが搭載されているにもかかわらず、OpenCLアプリケーションから参照できるメモリが24GB(詳細なGB6テスト結果によると、実際には23.8GB)に制限されています。これは、ドライバーが最終版ではないことを示しています。

また、以前のレポートに基づくと、このRTX Pro 6000 BlackwellはNvidiaの主力ProViz製品ではなく、最上位モデルはRTX Pro 6000 X Blackwellと呼ばれると予想されていることにも注意が必要です。

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アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。