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Ossia Cota Homeはポケットに入れたままワイヤレスでスマホを充電できる

(画像提供:Tom's Hardware)

Ossiaは、家に入るだけでスマートフォンの充電を開始できる技術の実現に近づいています。本日CESで、同社はCotaワイヤレス充電技術の家庭内での使用に適したバージョンを発表しました。

Cota Homeは、5.8GHz帯で動作する30×30cmの送信機で、複数のデバイスに同時に電力を供給できます。Ossia社がさらに小型化に取り組んでいる送信機を接続すると、Cotaのモバイルアプリから操作できます。送信機は受信機が接続されている場合にのみ電力を供給するため、電力を無駄にすることもありません。

しかし、この非常に便利な技術を使うには、Cotaレシーバーを搭載した機器が必要です。Ossiaは、人気スマートフォンケースメーカーSpigenと提携し、Ossiaトランスミッターを近づけるとデバイスを充電できるAndroidおよびAppleスマートフォンケースを開発しました。 

スマートフォンはポケットの中に入れていても、引き出しにしまってあっても大丈夫です。他社製品とは異なり、受信機は送信機の視界内になくても動作します。ただし、最速充電には、送信機から3メートル(9.8フィート)以内にいる必要があります。

CotaはRF技術を採用しています。その安全性について問われたCEOのマリオ・オベイダット氏は、Cotaの送信機と受信機が6月に取得したFCC認証を挙げました。2.4GHzで最大1mの距離まで動作し、他の認証システムよりも高い無線周波数出力を実現しています。オベイダット氏によると、現在認証されている出力は約1Wですが、送信機は2~3Wまで出力できるとのことです。 

Cota Homeが一般家庭に導入されるには、Ossiaは5.8GHz帯の認証を取得する必要があり、同社は今年中の取得を目指していると述べています。また、Spigen製のケースも今年中に発売されることを期待しており、価格は100ドル前後になると聞いています。両社がスムーズに対応し、送信機とケースをセットで販売してくれることを期待しています。 

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シャロン・ハーディングは、ゲーム周辺機器(特にモニター)、ノートパソコン、バーチャルリアリティなど、テクノロジー関連の報道で10年以上の経験があります。以前は、Channelnomicsでハードウェア、ソフトウェア、サイバーセキュリティ、クラウド、その他のIT関連の出来事を含むビジネステクノロジーを取材し、CRN UKにも寄稿していました。