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インテル、10nm Tiger Lakeプロセッサを2020年に発売すると発表

クレジット: インテル

(画像提供:Intel)

Intelは本日、2019年の投資家向け説明会で、予想外に早い7nmプロセスへの移行など、さまざまな発表を行ったが、Intelのクライアントチームの責任者であるGregory Bryant氏は、Intelの新しい10nm Tiger Lakeプロセッサが2020年に市場に登場するという、さらに別の発表を行った。

ブライアント氏は、Tiger Lakeは全く新しいコアアーキテクチャを採用していると述べたものの、詳細は明らかにしなかった。これらのプロセッサはWillow Coveコアアーキテクチャを採用すると思われる。また、ブライアント氏は、新型プロセッサはXeグラフィックスエンジンを搭載し、8Kモニター1台または複数の4Kディスプレイを駆動できると述べた。ブライアント氏は具体的な名称は明かさなかったものの、Intel初の統合型XeグラフィックスはGen12という名称で提供される予定だ。

ブライアント氏は、同社には Windows と Chrome の両方が動作する実用的なシリコンがあり、これらのプロセッサが開発の最終段階にあることを示していると指摘した。

クレジット: インテル

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技術的な詳細は不明ですが、ブライアント氏はパフォーマンスデータをいくつか公開しました。Intelによると、Tiger LakeはWhiskey Lakeプロセッサの最大4倍のグラフィック性能を発揮するとのことですが、15WのWhiskey Lakeプロセッサと25WのTiger Lakeチップの比較であるため、消費電力の点ではやや偏った比較となっている点が注目に値します。

Intelはまた、Tiger Lakeが5WのAmber Lakeプロセッサの2倍のパフォーマンスを提供すると主張したが、これもより高出力の9W Tiger Lakeプロセッサと比較したものである。

エンコード性能が4倍になったという箇条書きは興味深いもので、Whiskey Lakeでの4K60エンコードとTiger Lakeでの8K60エンコードを比較しています。残念ながら、テストノートにはこのテストにおけるそれぞれの電力エンベロープが記載されていません。

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「AIパフォーマンス」の項目は、15WのIce LakeプロセッサとWhiskey Lakeプロセッサの同一条件での比較です。無線速度の向上は、IntelのWi-Fi 6と競合する11ACチップ間の製品性能向上を指し、CPU自体の性能向上ではありません。

クレジット: インテル

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公式の詳細はまだわずかですが、Intelは近日中に詳細情報を発表する予定だと聞いています。必要に応じて更新します。