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AMDのRadeon VIIは5000個未満の在庫で発売される可能性がある

TweakTownは、今年の夏半ばの発売日にRadeon VII GPUが5,000台未満しか店頭に並ばないと報じています。情報筋によると、AMDはRadeon VII GPUを消費者向けに販売するたびに純損失を出す見込みです。これは、これらのGPUが実質的にはエンタープライズおよびデータセンター向けに設計されたM150 GPUアクセラレーターを再開発したに過ぎないためです。データセンター向けは昨年末に発表・発売されました。

入手困難であることから、TweakTown の情報源は、これが事実であれば、他のメーカーのアフターマーケット版も不足している可能性が高いと示唆しています。

AMD にコメントを求めたところ、同社は次のように回答しました。  「生産数については外部に報告していませんが、2 月 7 日の発売時には AIB パートナーおよび AMD.com を通じて製品が入手可能になる予定です。Radeon VII の供給はゲーマーの需要を満たすものと期待しています。」 

AMDがAIBパートナーを擁しているという主張は、TweakTownの報道を明確に否定するものなので、この件については息を詰めて見守るしかない。さらに、最初の製品発売/初回生産時に5,000台を生産するのは、世界的に見てもかなり標準的なビジネス慣行であり、通常はその後に大規模なロットが続く。もしRadeon VIIがわずか5,000台のサンプル生産に限定されているとしたら、カードに長期的なドライバサポートを提供することは、経済的にはあまり意味がないだろう。

AMDが世界初となる市販7nmゲーミングGPUを発表したが、多くの人は期待外れだった。このカードは一部のゲームではNvidia RTX 2080(完全なレポートはこちら)と比べるとかなり競争力があるものの、私たち全員が期待していたNaviの登場とは程遠いものだった。

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