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ゼルダの伝説のRaspberry Pi GuardianがAIで人を追跡

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の最新リリースに、ファンは大興奮。中には古いニンテンドー64でゲームをストリーミング配信する人も。今日は、ゼルダをテーマにしたクールなRaspberry Pi作品をご紹介します。これは、メーカー兼開発者のNaomi Pentrel氏が作った作品です。3Dプリンターと少しの忍耐力で、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザワイルド』に登場するガーディアンのレプリカを作り上げ、 Raspberry PiでAIを使って人物を追跡するようにプログラムしました。

Guardianには、周囲を観察するカメラモジュールが搭載されています。物体が検出されると、機械学習側が画像を処理し、人かペットかを判別します。生き物であると判別できた場合、サーボを使って頭部を回転させ、室内を移動します。

ラズベリーパイ

(画像提供:ナオミ・ペントレル)

GuardianはRaspberry Pi 4で電源供給されていますが、3B+でも代用できます。50cmのリボンケーブルでRaspberry Pi Camera v1.3に接続しています。SG90サーボモーターが付属しており、このプロジェクトでは最大180度回転します。LEDもいくつか追加し、音声出力用のスピーカーも付属しています。今回はPentrelが2ワットのスピーカーを使用しています。

ガーディアンモデルは、ThingiverseのSteveutというデザイナーによって作成されました。Pentrel氏によると、友人がプロジェクトのニーズに合わせてこのハッキング可能なモデルを改造してくれたとのことです。自宅で印刷したい方は、Thingiverseでも入手できます。仕上げに塗装を施し、草や花を飾ってリアルな土台を作る必要がありました。

ラズベリーパイ

(画像提供:ナオミ・ペントレル)

ソフトウェア的には、Python 3で書かれたスクリプトを使用しています。機械学習部分はViamを使用して構築されています。Pentrel氏のチュートリアルでは、カメラによる画像認識のトレーニングに使用するモデルを含め、Viamでのプロジェクトの設定方法について詳しく説明しています。

この Raspberry Pi プロジェクトがどのように組み立てられるかを詳しく知りたい場合は、Viam の Guardian プロジェクト ページで実際の動作を確認し、Pentrel のガイドを読むことができます。

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