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メーカーは機能をアップグレードしたRaspberry Pi「ProPico」を開発中
ラズベリーパイ
(画像提供:Dmytro)

メーカー兼開発者のDmytro氏は、Raspberry Pi Picoの非常にクールなアップグレードデザインを開発しました。彼は、私たちのお気に入りのマイクロコントローラーの一つであるRaspberry Pi Pico を自身の好みに合わせて改造し、Piコミュニティでよくある不満点をいくつか解決しました。Dmytro氏はこの新しい製品を「ProPico」と名付けましたこれは、通常のPicoよりも多くのツールを搭載し、よりプロフェッショナルなカテゴリーに位置付けられるためです。

Dmytro氏によると、新しいProPicoボードでは、オリジナルのフォームファクタを忠実に保ち、同じソフトウェアをサポートすることが重要でした。それぞれの変更には、一貫した互換性だけでなく、価格も抑えるために綿密な計画が必要でした。Dmytro氏は、作業を容易にするために、新しい設計で改善すべき点のリストを作成しました。

Dmytro氏のウェブサイトでは、問題点の全リストと詳細な説明が掲載されています。フラッシュメモリの容量不足、専用のリセットボタンの欠如、DC-DCコンバータの電源ユニットの騒音など、様々な問題が挙げられています。また、メーカーコミュニティの中にはmicroUSBの搭載にあまり乗り気でない人も少なくなく、Dmytro氏もその一人です。

ラズベリーパイ

(画像提供:Dmytro)

Dmytroは、DC-DCコンバータをTLV761またはTLV1117リニア電圧レギュレータに交換することを推奨しています。新しい設計には、オンボードADCリファレンスと、Micro USBではなくUSB Type-Cが搭載されています。リセットボタンはブート/セレクトボタンから離れた位置に配置されているため、誤って他のボタンを押してしまうことなく、簡単に押すことができます。

なお、これはまだ開発中であり、最終設計はまだ公開されていません。このRaspberry Piプロジェクトに興味があり、Dmytro氏の最新情報をフォローしたい場合は、GitHubで共有されているProPicoの公式プロジェクトページをご覧ください。ProPicoの現在の設計に関する詳細は、Dmytro氏のウェブサイトでもご覧いただけます。

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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。