
2019年10月に発表されたRadxaのRock Pi 4 Model Cは、これまで購入できませんでした。CNX Softwareは、Rock Pi 4 Model Cが59ドルから購入可能になったことを鋭く察知しました。Rock Pi 4 Model Cは、3.3 x 2.1インチ(85 x 54 mm)のハイブリッド設計で、Raspberry Pi 3および4のレイアウトを踏襲していますが、Raspberry Piよりも少しだけ多くの機能を備えています。
Rock Pi 4Cの仕様
- SoC – Rockchip RK3399 big.LITTLE ヘキサコアプロセッサ、
- CPU: 2x Arm Cortex-A72 @ 最大 1.8 GHz、4x Cortex-A53 @ 最大 1.4 GHz
- GPU: OpenGL ES1.1/2.0/3.0/3.1/3.2、Vulkan 1.0、OpenVG1.1、OpenCL 1.1/1.2、DX11、AFBC をサポートする Mali-T864
- 4K VP9および4K 10ビットH265/H264デコード機能を備えたVPU
- 64 ビット 4GB LPDDR4 @ 3200 Mbps (シングルチップ)
- 最大128GBのeMMCモジュールソケット
- 最大2TBのMicro SDカードスロット
- 4レーンM.2 NVMe SSDソケット(拡張ボードが必要)
- マイクロHDMI 2.0a、最大4K @ 60 Hz
- Mini DP 1.2、最大 2560 x 1440 @ 60 Hz
- オーディオ – HDMIおよび3.5mmオーディオジャック経由
- カメラ – 最大8MPのカメラ用MIPI-CSI2コネクタ
- 接続性 – PoE対応ギガビットイーサネット(アドオンが必要)、デュアルバンド802.11b/g/n/ac WiFi 5、オンボードアンテナ付きBluetooth 5.0
- USB – USB 3.0 ホストポート x 1、USB 3.0 OTG ポート x 1、USB 2.0 ホストポート x 2
- 拡張 – 40 ピン I/O ヘッダー、1x UART、2x SPI バス、2x I2C バス、1x PCM/I2S、1x SPDIF、1x PWM、1x ADC、6x GPIO、および電源信号 (5V、3.3V、GND)
- その他 – バックアップバッテリー用コネクタ付きRTC
- 電源供給 – USB PD 2.0(9V/2A、12V/2A、15V/2A、または20V/2A)およびQualcomm Quick Charge 3.0(9V/2A、12V/1.5A)をサポートするUSB-Cポート経由
Rockchip RK3399 ヘキサコアプロセッサは、Raspberry Pi 4 と同じ 1.8GHz デュアルコア Arm Cortex A72 を搭載しています。一方、Raspberry Pi は 1.5GHz で動作するクアッドコア CPU を搭載しています。コア数は少ないものの、速度は速いので、パフォーマンスに大きな違いが出るのでしょうか? 実際にユニットを入手してテストする必要があります!
デュアルディスプレイ出力(micro HDMIとmini DisplayPort)を備え、それぞれ4K@60Hzと2560 x 1440@60Hzに対応しています。接続端子はUSBポート4つ(USB 3.0×2、USB 2.0×2)、そしてギガビットイーサネット(Raspberry Pi 4接続用)で、Raspberry Pi 3レイアウトを採用しています。無線接続は802.11 b/g/n/ac WiFi 5とBluetooth 5.0(オンボードアンテナ経由)に対応していますが、外部アンテナ接続も可能です。40ピンGPIOを搭載し、UART、SPI、I2C、PCM/I2S、SPDIF、PWM、そしてA/Dコンバータ(Raspberry PiのGPIOには搭載されていない)にアクセスできます。
Rock Pi 4 Model Cの特徴はストレージです。通常のmicroSDカードスロットに加え、別売りのeMMCモジュールを最大128GBまで接続できるeMMCソケットも搭載しています。さらに、拡張ボードと併用することでNVMeストレージを拡張できる4レーンM.2 NVMeソケットも搭載しています。microSDカードよりもはるかに高速で信頼性も高いです。
これらを私たちのベンチに取り付けてテストするのが待ちきれません。
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レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。