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究極のネズミ狩り

『二十日鼠と人間』

最後に、マウスの速度は人それぞれ感覚が異なり、快適に感じる人もいればそうでない人もいます。テスト参加者の中には、マウスの動きが速すぎると全くゲームをプレイできない人もいれば、すぐに慣れる人もいれば、筆者のように徐々に慣れていく人もいました。

マウスの真の性能は実際に使ってみなければ判断できません。そして、いつものように、用途はニーズによって異なります。

真の第2世代マウスに搭載されているセンサー(2,000イメージ/秒、800dpi)は、日常的な用途のほとんどに十分です。マウスのビルドクオリティが十分であれば、オフィスアプリケーション、Webブラウジング、ビデオ編集などには十分な速度と反応性が得られます。それ以上の性能を求めるのは、ゲームとグラフィックスの2種類の用途に限られます。ゲームでは、マウスの精度が最も重要になるのはFPS(ファーストパーソンシューティング)ゲームですが、ユニット選択を迅速かつ正確に行う必要があるリアルタイムストラテジー(RTS)ゲームでも、それほど重要ではありません。グラフィックス、写真レタッチ、CAD、3D作成においても、マウスは重要な役割を果たします。一般的に、ベンダーによる高性能マウスのマーケティングキャンペーンはFPSプレイヤーを対象としていますが、これらのデバイスはグラフィックス作業にも同様に適しています。しかし、覚えておくべき重要な点は、一度高性能マウスに慣れてしまうと、ほとんどの用途で他のマウスに戻ることは難しいということです。

テスト方法

ゲームやグラフィックスにおいては、マウスの実際の使用パフォーマンスを評価することが重要です。最適なアプローチは、解像度や反応性を考慮する前に、マウスの精度から始めることです。そのために、すべてのマウスを同じ速度に設定しました。次に、正確な位置をできるだけ早くクリックし、FPSゲームで数発のスナイパーショットを撃ってみました。全体的に見て、大きな驚きはありませんでした。まず、レーザーはLEDよりも優れた性能を発揮しました。さらに、より洗練されたセンサーと光学系もプラス要因でした。一方、1秒あたりの画像数の影響は測定が困難です。

次に解像度について考えます。今回のテストでは最低解像度が1,000dpiだったので、テストしたマウスは可能な限りその値に近い値に設定しました。次に、1280x1024の解像度でモーションとFPSのエイミングテストを行いました。最後に、1,600dpiを維持できたマウスを1600x1200で動作させ、マウスがまだ使えるかどうかを確認しました。

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