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結論
新規またはハイエンドシステムの構築をお考えですか?SeagateのBarraCuda 510は十分なパフォーマンスを備えていますが、見た目を重視するなら、SeagateのBarraCuda 510はあまり魅力的ではありません。シーケンシャルリード/ライト速度はそれぞれ3.4GB/秒/2.1GB/秒と、大容量ファイルの転送や大容量メディアの編集に非常に役立ちます。ランダムパフォーマンスも安定していますが、最高というわけではなく、価格も問題です。
Seagate BarraCuda 510は、PCMark 8およびSYSmark 2014 SEを使用したトレースおよびアプリケーションテストにおいて、ハイエンドのパフォーマンスを発揮しました。総合的に見て、他のPhison E12ベースのSSDとほぼ同等の性能を示し、6GBの読み取りテストではBPX Proを凌駕しました。また、50GBのファイルフォルダコピーテストでもBPX Proをわずかに上回りました。これにより、BarraCudaは効率性においても2位を獲得しました。
しかし、コンポーネントの上に貼られたやや見苦しいステッカーと青いPCBは、ほとんどのビルドの見栄えを損ねてしまいます。メーカーには、ステッカーをSSDの前面ではなく背面に貼る方向へシフトしてほしいものです。もちろん、見た目が美しい場合は別ですが。WD、Samsung、ADATAは、ステッカーとPCBを黒にすることで、見た目の美しさをはるかに向上させています。
見た目はそれほど魅力的ではありませんが、サポートは少し優れています。SeagateのBarraCuda 510には、クローンソフトウェアのサポートとSSDツールボックスが付属していますが、やや基本的な機能しかありません。また、5年間の保証が付いており、耐久性はSamsung 970 EVO PlusやWD Black SN750といった他のハイエンド製品と遜色ありません。もっとも、公平を期すために言うと、他のE12ベースのSSDは、その2倍以上の耐久性を備えています。
BarraCuda 510は競争力のある製品ですが、その性能に対して価格は少々高めです。Seagateのメーカー希望小売価格は数か月前のCESでは安かったかもしれませんが、現在の市場状況を踏まえると、競合他社の動向を注視し、小売価格を調整する必要があるでしょう。現在、ADATA XPG SX8200 Pro、MyDigitalSSD BPX Pro、Team Group MP34など、数ドル安く購入できる製品があります。500GBで65ドルのWD Blue SN500も、今なら非常にお買い得です。価格がほぼ2倍であることを考えると、Seagateの価値提案には疑問が残ります。
画像クレジット: Tom's Hardware
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