4Kは今や主流となりつつありますが、ここ数年で1080pモニターが普及してきたように、まだデスクに普及するまでには至っていません。AOCの新しいモニターも、そのようにはならないでしょう。しかし、価格は非常に手頃です。AOC U2870VQEは、499ドル(あるいはそれ以下。後ほど詳しく説明します)で購入できる4Kモニターです。
U2870VQEは、派手なIPSパネルと柔軟性の高いスタンドを備えたモニターではありません。シンプルで高品質なTNパネルと、チルト機能のみに対応したスタンドを採用した、まさに原点回帰のモニターです。パネルサイズは対角28インチで、3840 x 2160ピクセルの解像度を60Hzのリフレッシュレートで表示できます。
パネル自体は8ビット(つまり1670万色表示可能)ですが、モニターは10ビット信号に対応しており、時間的ディザリング(フレームレートコントロールとも呼ばれます)と呼ばれる技術を用いて表示します。簡単に言うと、コントローラーは2つの近い色を交互に表示することで、中間の色を見えるようにします。まるで2つの異なる色の絵の具を混ぜ合わせたような感覚です。
AOCは70,000,000:1のコントラスト比を誇りますが、これは可変バックライトを使用した動的コントラスト比です。静的コントラスト比は1000:1で、TNフィルムとしてはほぼ標準的な値です。最大輝度は300 cd/m 2、視野角は水平170度、垂直160度です。
ディスプレイ入力は、VGA、DisplayPort、Mini-DisplayPort、そしてMHL対応のHDMIです。スピーカー、オーディオ出力、USBポートは内蔵されていません。ディスプレイのフレームはプラスチック製ですが、マットな艶消しアルミのような美しい外観で、パネル自体もマット仕上げです。
全体的に、このモニターについて言えることは、価格をつり上げる余計な機能のない、まさに実用的な 4K モニターだということです。
メーカー希望小売価格は 499 ドルですが、AOC によれば、このモニターは MicroCenter で 349 ドルという非常に魅力的な価格で販売されているそうです。
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