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Backblazeの新しいデータにより、SSDはハードドライブよりも信頼性が高いことが確認されました

Backblaze は、2022 年第 2 四半期の新しい SSD レポートを再び発表し、2018 年以来バックアップ サーバーに使用されている SSD ブート ドライブの寿命を紹介しています。ただし今回は、Backblaze の新しいアップデートにより、SSD はハード ドライブよりも信頼性が高いことが確認されています。

Backblazeは、バックアップサーバーのブートドライブをHDDからSSDに切り替え始めた当初から、SSDの寿命を記録し始めました。しかし、ドライブが新しい​​ため、同年代のHDDブートドライブの寿命と比較して、SSDの全体的な平均寿命に顕著な違いが見られるようになるまでには5年かかりました。

2018年から2021年にかけて、SSDの平均寿命記録はハードドライブの故障率とほぼ同じです。1年目はHDDの故障率が0.66%未満、SSDの故障率が0%と、断然低い値を示しています。2年目はほぼ直線的に故障率が上昇し、HDDとSSDの故障率は約0.85%増加しています。

この直線的な故障率の増加は3年目と4年目にも同様に見られ、SSDとHDDはどちらも同様の故障率曲線を示していますが、SSDの方が全体的に低い傾向にあります。4年目では、HDDは1.8%前後で推移しているのに対し、SSDは1%をわずかに超えた程度です。そして、その後、状況は大きく異なるように見えます。

Backblaze 2022年第2四半期 SSD故障率グラフ

(画像提供:Backblaze)

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Aaron Klotz 氏は Tom's Hardware の寄稿ライターであり、CPU やグラフィック カードなどのコンピューター ハードウェアに関するニュースを扱っています。