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Acerが独自の55インチ4K OLEDゲーミングモニターでAlienwareに対抗

(画像提供:Tom's Hardware)

AcerのPredator CG552Kは、今年の第3四半期に発売される予定で、PCモニターとしては最高峰の製品となるでしょう。最高級のディスプレイパネルであるOLEDを搭載したこの55インチ4Kモニターは、ゲーミングモニター の中でも非常に高級な製品群に属し、価格も驚異の2,999ドルです。 

Predator CG552K は、巨大な4K ゲーミング モニターであるだけでなく、最大 400 nits の明るさ (VESA DIsplayHDR 400 認定による) でHDRコンテンツをサポートし、DCI-P3 色域の 98.5% をカバーしてDelta E が1 未満であることを保証しており、HDR タイトルでまさに求められる性能を備えています。 

(画像提供:Acer)

ゲーマーは、このモニターの Nvidia G-Sync 互換性と 120Hz のリフレッシュ レート、そしてオーバードライブ経由とはいえ最高レベルの 0.5ms (GTG) 応答時間を高く評価するでしょう。 

このモニターには他にも便利な機能が満載で、近接センサーを搭載。人が近くにいるとモニターが起動し、誰も見ていないときは省電力モードになります。また、室内の明るさに応じて画面の明るさを調整する光センサーも搭載されています。ポートはHDMI 2.0ポートが3つ、DisplayPort 1.4ポートが2つ、USB Type-Cポートが1つ、USB 2.0とUSB 3.0がそれぞれ2つと豊富です。さらに、Acerの発表によると、10Wスピーカーが2つと「カスタマイズ可能なライトストリップ」が搭載されています。 

Acer Predator CG552K vs. Alienware AW5520QF  

Predator CG552Kは、ごく少数のOLEDゲーミングモニターに加わることになります。他に入手可能なのは、9月に発売されたばかりのAlienware AW5520QFのみです(10月には限定版のEizo Foris Novaも一時的に販売されていました)。AlienwareはAcerとほぼ同じ仕様を誇りますが、14Wスピーカーが2つとスキャナーポートが搭載されている点が異なります。もちろん、Predator CG552Kについては、ライトストリップの実装方法や、Alienwareのような便利なリモコンが付属するかどうかなど、まだ多くの情報があります。しかし、執筆時点では、Alienwareの方が2,800ドルとやや手頃です。

残念ながら、Alienware OLEDをテストした際に気に入らなかった点に関しても、両モニターは似たような印象を受けます。どちらのディスプレイも、HDR対応時の輝度は最低400nitsしか認定されておらず、トーンマッピング機能を備え、FreeSyncよりもHDRゲームをより最適化するFreeSync 2 HDRが搭載されていません。さらに、価格も同サイズのOLEDテレビからユーザーを引き離すほど安くはありません。 

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それでも、同じく本日発表されたミニ LED の Acer Predator X32 とともに、Acer は 2020 年に購入できる最も高級なゲーミング モニターの 2 つを発売する準備ができています。 

仕様

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行0 - セル0エイサー プレデター CG552Kエイリアンウェア AW5520QF
パネルタイプとバックライト55インチOLED55インチOLED
最大解像度とリフレッシュレート3840 x 2160 @ 120Hz; FreeSync: 範囲は指定されていません3840 x 2160 @ 120Hz; フリーシンク: 40-120Hz
応答時間(GTG)0.5ミリ秒0.5ミリ秒
HDR明るさ400ニット400ニット
対比指定されていない13万:1
講演者2x 10W2x 14W
ポート2x DisplayPort 1.4、3x HDMI 2.0、2x USB 3.0、2x USB 2.0、1x USB-C1x DisplayPort 1.4、3x HDMI 2.0、5x USB 3.0、3.5mm、S/PDIF
価格(執筆時点)2,999.99ドル2,799.99ドル

シャロン・ハーディングは、ゲーム周辺機器(特にモニター)、ノートパソコン、バーチャルリアリティなど、テクノロジー関連の報道で10年以上の経験があります。以前は、Channelnomicsでハードウェア、ソフトウェア、サイバーセキュリティ、クラウド、その他のIT関連の出来事を含むビジネステクノロジーを取材し、CRN UKにも寄稿していました。