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Thermaltake、小型壁掛け式Core P3シャーシを発表

Thermaltakeは、壁掛け可能なオープンフレームコンピュータケース「Core P5」の小型版を発表しました。Core P3なら、PCをみんなに見せることができますが、筐体を埋め尽くすのに必要なハードウェアはそれほど多くありません。

Thermaltakeは昨年10月に壁掛けケース「Core P5」を発表しました。P5は、多数のハードウェアとフルループ水冷システムを搭載したシステムを展示することを目的としています。E-ATXマザーボードと大型リザーバーを搭載できるスペースを備えており、左側に480mmラジエーターを搭載しないとケースが空っぽに見えます。コンピューターを壁に掛けたいけれど、それほど多くのハードウェアを搭載していない場合は、Thermaltake Core P3の方が適しているかもしれません。

ThermaltakeのCore P3はCore P5と非常によく似ていますが、パッケージが小さくなっています。P3は、より一般的なハードウェア構成を収容できるように設計されています。このケースは、mini-ITX、mATX、ATXボードをサポートします。この小型ケースには、P5にある専用のウォーターポンプ取り付けポイントがありません。それでも、ブラケット付きのラジエーターに、または下部のハードドライブマウントにポンプを取り付けるための十分なスペースがあります。Core P3は、最大420mmのラジエーターをサポートします。ラジエーター取り付けポイントは、ThermaltakeのWater 3.0閉ループ水冷装置をサポートするのに十分マザーボードに近いです。Core P3は、最大5つのデータドライブ用のマウントも提供します。マザーボードの後ろには2つの3.5/2.5インチドライブベイがあり、ラジエーターマウントの後ろには3つの2.5インチドライブマウントがあります。

Core P3は、大型のP5からいくつかの機能を継承しています。電源ユニットは水平または垂直にマウントできます(ATXマザーボードでは垂直マウントは利用できません)。グラフィックカードも同様に水平または垂直にマウントできます。拡張スロットは、重量のあるグラフィックカードを支えるトレイに取り付けることも、標準的な方法で取り付けることもできます。

Core P3も同様に3つの設置位置に対応しています。ケースは横置き、付属の脚で縦置き、またはオプションの壁掛けサポートキットを使って壁に直接取り付けることができます。

ThermaltakeはCore P3を2色展開で発売します。標準のブラックバージョンとホワイトのSnow Editionです。ブラックバージョンのケースはNeweggで119.99ドルで販売中です。Snow Editionの発売時期と価格はまだ発表されていません。

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