Corsairは、MP600 Proのアップグレード版となるMP600 Pro XTをリリースします。この新しい第4世代NVMe SSDは、シーケンシャルリード速度が最大7,100MBps、シーケンシャルライト速度が最大6,800MBpsに達します。MP600 Pro XTは1TB、2TB、4TBの容量で提供され、価格は1TBモデルが199.99ドル、2TBモデルが399.99ドル、4TBモデルが989.99ドルからとなっています。
このSSDには、MP600 Pro XTの超高速動作によって発生する高い熱出力に対応するため、8枚の大型ヒートシンクフィンを備えた、新しく刷新されたマットブラックのヒートシンクが付属します。ヒートシンクはオリジナルのMP600よりも高さが19mm高くなっています。そのため、特にMini ITX構成では、SSDが他のハードウェアに干渉しないよう、M.2スロットを広いスペースに配置することをお勧めします。
オプションでMP600 Pro XTはウォーターブロック付きで購入でき、MP600 Pro XT Hydro X Editionと呼ばれます。このモデルは2TBと4TBのモデルがあり、それぞれ10~25ドルの追加料金で購入できます。空冷版を既にお持ちの場合は、CorsairのHydro XシリーズXM2ウォーターブロックを代わりに搭載できます。
新ドライブの耐容量は、1TBモデルで700TBW、2TBモデルで1400TBW、4TBモデルで最大3000TBWです。また、160万時間の耐久性を備えており、ほとんどのユーザーにとって十分な性能です。その他の性能仕様としては、ランダム読み取り速度が最大1M IOPS、ランダム書き込み速度が最大1.2M IOPSとなっています。
MP600 Pro XTは現在、Amazon、Newegg、Corsair直営店など、多数の小売店で販売されています。ただし、現在複数の店舗で在庫切れとなっており、安定的に在庫があるのはCorsair直営店のみとなっています。
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Aaron Klotz 氏は Tom's Hardware の寄稿ライターであり、CPU やグラフィック カードなどのコンピューター ハードウェアに関するニュースを扱っています。