
1月にROG NUCのティーザーを発表し、2ヶ月前にベースモデルのNUC 14sの価格を発表した後、Asusは本日ついにROG NUCシリーズの価格と仕様を発表しました。Asus ROG NUCは2つのモデルで発表されています。512GBのミッドレンジIntel Core 7 155Hに独立型RTX 4060を内蔵、1TBのハイエンドIntel Core Ultra 9 185Hに独立型RTX 4070を内蔵という構成です。ROG NUCの価格はそれぞれ1,629ドルと2,199ドルです。
ハイエンドROG NUCがディスクリートRTX 4070を最大限に活用できれば、Ultra設定をターゲットにしながら1440p、60fpsで優れたゲーミング性能を発揮するはずです。もちろん、設定を低くすればグラフィックハードウェアでより高い解像度とfps目標を実現できますが、モバイルCPUの設計により最大フレームレートが若干制限される可能性があります。
Asus ROG NUCには、前面にUSB 3.0ポートが2つ、前面にオーディオジャックが1つ、前面にカードリーダーが1つ、背面にUSB 3.0ポートが2つ、背面にUSB 2.0ポートが2つ、2.5Gイーサネットポートが1つ、USB Type-Cポートが1つ、HDMIポートが1つ、そしてDisplayPortが2つ搭載されています。そのため、NVMeストレージの追加以外に、拡張オプションに困ることはないでしょう。
DIYの観点から見ると、価格対性能比は少々疑問に思えるかもしれませんが、これほどパワフルでコンパクトなマシンを一人で作れる人は少ないということを覚えておくことが重要です。このフォームファクターで、Intelの最新CPUアーキテクチャと組み合わせたRTX 40シリーズのディスクリートGPUは、簡単に成功につながるはずですが、慎重な方は熱ベンチマークで確認してみることをお勧めします。
現時点では、Asus ROG NUC モデルは入手不可としてリストされていますが、これらの価格設定のタイミングから、Asus のすべての新しい NUC が間もなくリリースされることがわかります。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。