IntelのIvy Bridgeは2012年4月頃に発売が予定されており、Intelはパートナー、メーカー、再販業者に対し、Ivy Bridgeの公式パフォーマンス予測の送付を開始したと報じられています。Xbit-labsは、Intelからのものとされるものの、一般公開は許可されていない一連のスライドを公開しました。これらのスライドは、Ivy Bridgeが市場に登場した際にどのようなパフォーマンスが期待できるかを、一足早く示唆してくれるかもしれません。
グラフには、3.40GHzで4コア(8スレッド)で8MBのL3キャッシュを持つIntel Core i7-3770が、同様の仕様の現行Core i7-2600と比較されている様子が示されています。

グラフによると、新しいCore i7-3770プロセッサでは全般的に性能が向上しています。Intelによると、この性能向上はアーキテクチャの改良とターボブースト性能の向上によるものです。これは、次期プロセッサに採用される新しい22nm 3Dトライゲート技術によるものと考えられます。
- SYSmark 2012スコアが7%向上
- HDXPRT 2011スコアが14%向上
- Cinebench 11.5スコアが15%向上
- ProShow Gold 4.5の結果が13%向上
- Excel 2010 のパフォーマンスが 25% 向上

これらのグラフは、Intel HD Graphics 4000が現行世代の統合型グラフィックスカードと比較してどれほど優れているかを示しています。改良されたHD Graphics 4000は、強化されたAVXアクセラレーション、DX11およびOpenCL 1.1のサポート、そしてPCI-Express Gen 3.0を搭載しています。
- ArcSoft Media Expressoのパフォーマンスが56%向上
- 3DMark Vantageパフォーマンスプリセットのスコアが全体的に192%向上
- 3DMark Vantageパフォーマンスプリセットで17%高速化されたパフォーマンス - CPUベンチマーク
- 3DMark Vantageパフォーマンスプリセットで199%高速化されたパフォーマンス - GPUベンチマーク
新しい Ivy Bridge プロセッサでどのようなタイプのゲーム パフォーマンスが期待できるかについて、今後さらに詳細が明らかになることを期待します。
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