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RISC-V 開発者向け小型ラップトップは Lenovo ThinkPad のクローンのように見える
Lichee Console 4A - RISC-V ThinkPad風ノートパソコン
(画像提供:sipeed.com)

Liche Pi 4Aの開発チームが、RISC-V開発者向けに全く新しいRISC-Vラップトップを発表しました。Lenovo ThinkPadを小型化したような外観です。Lichee Console 4Aと呼ばれるこのラップトップは、わずか7インチのディスプレイ、16GBのメモリ、そしてLM4A TH1520プロセッサを搭載しています。このThinkPad風ラップトップは現在予約受付中で、価格は299ドルからとなっています。

Lichee Console 4Aは小型ながら、この価格帯の主流x86ノートPCに期待される機能と性能を備えています。LPDDR4Xメモリ、128GBのeMMCストレージ、そしてオプションの外付けNGFF SSDです。ディスプレイに関しては、7インチディスプレイのビデオ解像度は1280 x 800で、静電容量式タッチスクリーンに対応し、外部モニター出力用のミニHDMIポートも備えています。また、基本的なウェブ通話には十分な2MPのフロントカメラも搭載しています。

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Lichee Console 4A - RISC-V Thinkpad風ノートパソコン
(画像提供:sipeed.com)

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仕様ライチコンソール4A
ソムLM4A (TH1520、4 x C910)
ラム16GB LPDDR4X
ストレージ128GB eMMC + 外付け NGFF SSD
画面7インチ 1280 x 800 LCD、miniHDMI x 1
入力静電容量式タッチ、RedPoint 72キーボード
カメラ2MPフロントカメラ
オーディオ3.5mmヘッドフォンMEMSマイク+ステレオスピーカー
ネットワークWiFi6 + BT5.4 オプション 1 x GbE
インタフェースUSB3.0 Type-A x 1、USB3.0 Type-C x 1、USB2.0 Type-A x 1、MicroSDスロット x 1
バッテリー3000 [email protected]
場合アルミニウム合金ケース
サイズと重量18 x 14 x 2 cm、650g

LicheeConsole4Aは、接続性に関して、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、オプションの1Gbpsイーサネット、USB 3.0およびUSB 2.0など、複数のネットワークおよびI/O規格に対応しています。デバイスには合計3つのUSBポートがあり、3.0 Type-Aポートが1つ、2.0 Type-Aポートが1つ、そして新しいType-Cコネクタを備えたUSB 3.0ポートが1つあります。さらに、microSDカードリーダーも搭載されており、デバイスのストレージ容量を拡張できます。

その他の仕様としては、バッテリー容量 3000mAh、RedPoint (Lenovo の TrackPoint のコピーと思われる)、72 キー キーボード、アルミニウム製の外殻、重量 650 グラムなどがあります。

Lichee Console 4AはRISC-V開発者向けに設計されており、外出先でもRISC-Vコードを実行・テストできます。この小型デバイスであれば、RISC-V開発者は、通常のノートパソコンでは操作しづらい場所でも、このデバイスを活用できるはずです。

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Aaron Klotz 氏は Tom's Hardware の寄稿ライターであり、CPU やグラフィック カードなどのコンピューター ハードウェアに関するニュースを扱っています。