明日発売予定の『シャドウ・オブ・ウォー』に先立ち、NVIDIAはモルドールへの帰還に備えてGPUを準備するための新しいドライバーをリリースしました。バージョン387.92には、今後発売予定のタイトルのサポートと、既存ゲームの追加サポートも含まれています。
Game Readyドライバーは、 『Middle-earth: Shadow of War 』に「最適なゲーム体験」を提供するだけでなく、NVIDIAのAnselテクノロジーも実装しています。これにより、モルドールの旅の途中で目を引くスクリーンショットを作成できます。マルチNVIDIA GPU構成のユーザーも、このソフトウェアの恩恵を受けることができ、ゲームでSLIプロファイルが利用可能になります。
SLIと言えば、この新しいドライバーにより、マルチGPU構成でFast Sync機能が利用可能になりました。ただし、いくつか制限があります。MaxwellベースのGPUをお使いの場合、この機能は4K未満の解像度で動作します。Pascalベース以降のGPUをお使いの場合は、どの解像度でもFast Syncを使用できます。また、このドライバーは、以下のタイトル向けに新規または既存のマルチGPUプロファイルも追加します。
新規または更新されたSLIプロファイル EarthfallLawbreakersMiddle-Earth: Shadow of WarNex MachinaReCoreRiMESnake PassTekken 7The Evil Within 2We Happy Few
4A Games と Tango Gameworks は、それぞれ Oculus Rift 専用の『Arkitka.1』と『The Evil Within 2』を今週後半にリリースする予定であり、このドライバーはリリース時に両方のタイトルのサポートも提供します。
新しいソフトウェアでは、いくつかの問題も修正されています。例えば、Intel X299チップセット搭載機では、システム全体のパフォーマンス低下の原因となっていたGPU使用率の低下が解消されます。HTC Viveをお持ちの方は、ドライバーの変更によりVRビューがランダムに「ジャンプ」することもなくなりました。ただし、これらの修正にもかかわらず、Windows 10およびWindows 7ユーザーには依然としていくつかの問題が残っています。
新しいドライバーの詳細については、Nvidiaのリリースノートを必ずお読みください。ドライバーは、同社のウェブサイトまたはGeForce Experienceアプリからダウンロードできます。
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