一部のSurfaceユーザーから、一部のWi-Fiネットワークへの接続に問題が発生しているとの報告があります。Windows Latestは本日、Surface Book、Surface Pro、Surface Laptopのユーザーが最近のアップデートをインストールした後、5GHz帯のWi-Fiネットワークに接続できなくなったと報告しました。
このアップデートには、Bluetooth用の「Marvell Semiconductor, Inc. – Bluetooth – 15.68.17013.110」ドライバーとWi-Fi用の「Marvell Semiconductor, Inc. – Net – 15.68.17013.110」ドライバーという2つの新しいドライバーが含まれていました。どちらも、それぞれの無線プロトコルの接続性を向上させることを目的としています。Surfaceの各モデルに影響を与えた問題が、これらのドライバー自体に原因があるのか、それともMicrosoftのアップデートに何らかの原因があるのかは不明です。
明らかなのは、このアップデートをインストールした後、5GHz帯のネットワークに接続しようとすると「このネットワークに接続できません」というエラーが表示されることです。2.4GHz帯のネットワークには引き続き接続でき、インターネットへのアクセスは可能ですが、理想的な状態とは言えません。(念のためおさらいすると、2.4GHz帯は5GHz帯よりもカバレッジが優れていますが、帯域幅が限られているため転送速度が低下します。)
この問題の詳細についてMicrosoftに問い合わせており、回答が得られ次第、改めてお知らせします。さて、これはWindows 10のアップデートをすぐにインストールすべきではないという、またしても痛手となるようです。本来なら簡単に解決できるはずだったのですが、Windows 10のアップデートによって引き起こされる問題の新たな例となってしまいました。
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