Aspeed は、サーバー向け AST2600 ベースボード管理コントローラーの発売に合わせて、Intel の 2021 年データセンター チップの発売を年初に予定するロードマップを提供しました。このチップは、Intel が最近 2020 年後半に延期した Ice Lake-SP の後継機として早期に発売される予定です。
このロードマップはAspeedがTwitterで公開したもので、IntelがEagle Streamを2021年にリリースすることを示しています。この配置は、製品が年初にリリースされることを強く示唆しています。Eagle Streamは、同社のデータセンタープラットフォームで、来年リリース予定のWhitleyプラットフォームの後継となります。Whitleyプラットフォームは、2020年前半にCooper Lake-SP、後半にIce Lake-SPをリリースする予定です。
Eagle Streamも、2つのプロセッサ(Sapphire Rapids(10nm++)が2021年、Granite Rapids(7nm)が2022年)のプラットフォームとなります。Intelはまだ正式にプラットフォームを発表していませんが、今年初めにリーク情報でその名称と2つのプロセッサが登場し、DDR5、PCIe 5.0、CXLをサポートするという情報も確認されています。このロードマップでは、Sapphire Rapidsのリリースが2021年初頭と示されていたため、厳密には新しい情報ではありませんが、Intelが7月の決算発表の電話会議でIce Lake-SPのリリースを2020年後半に延期すると発表したように、リリースペースに変化がないのは安心材料です。
Sapphire Rapidsは、今年初めに公式データセンターロードマップでも公開されました。Intelは、データセンターのサイクルを加速し、新世代プロセッサを4~5四半期ごとにリリースすると発表しました。Sapphire Rapidsの場合、Ice Lakeの4~5四半期後と解釈される可能性がありましたが、実際にはそうではないようです。
Aspeedはベースボード管理コントローラ(BMC)のリーディングプロバイダーです。Serve The Homeの説明によると、BMCはほぼすべてのサーバーマザーボードに搭載されているチップで、管理者がサーバーに物理的に赴くことなく、ネットワーク経由で再起動などの管理機能を提供します。新しいAST2600は、3コア(Arm A7 2基、M3 1基)と2GBのDDR4メモリを搭載しています。
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