PC ケースや冷却アクセサリの幅広いラインナップで知られる Cooler Master が、Raspberry Pi 4 用に設計された初のケースをリリースし、Raspberry Pi の世界に足を踏み入れました。Cooler Master は、このケースを一般小売店で販売するのではなく、Kickstarter を立ち上げてケースを支援するという珍しい方法をとりました。
(画像提供:Cooler Master)
Pi Case 40は、Raspberry Pi 4用のパッシブ冷却アルミニウムケースです。Raspberry Pi 4をアルミニウムシェルで包み込み、ボードから熱を逃がすように設計されています。Raspberry Pi 4は、温度が80°C(176°F)を超えるとCPUスロットルを作動させます。通常の動作ではほとんど問題になりませんが、Raspberry Pi 4をオーバークロックしたり、高負荷をかけたりすると、スロットルトリガーに達するほどの熱が発生します。
(画像提供:Cooler Master)
このケースはRaspberry Pi 4専用に設計されているため、すべてのポートは新しいレイアウトに合わせてカットされています。ケース側面のハッチからGPIOにアクセスできますが、HATは使用できません。Raspberry Piによく求められる機能の一つに電源ボタンがあり、このケースにはRaspberry Piの電源を安全にオン/オフできる設定可能な電源ボタンが搭載されています。