EKWBは常に優れた水冷コンポーネントで知られていますが、近年までファンに関しては特に競争力があるとは言えませんでした。しかし、Vardarスピナーの登場で状況は一変し、カラーリングとライティングが徐々にアップデートされてきました。そして今回、同社はEK-Vardar EVO 120ER D-RGB Whiteを発売します。
このファンは、120mmスピナーの優れたレシピを採用し、ご想像のとおりホワイトカラーで仕上げられています。また、主要マザーボードメーカーのエコシステムと互換性のあるアドレス指定可能なRGBライティングを搭載しています。ファンハブから9個のLEDが供給され、ブレードを美しく照らします。
Vardar EVOスピナーは、パフォーマンスに関しても期待を裏切りません。500~2200 RPMの回転速度範囲を備え、通常は静かに動作しますが、冷却が必要な際には(そもそもそれほどの冷却が必要かどうかは別として)、大幅に回転速度を上げます。PWM信号が20~25%を下回ると、ファンは自動的に回転を停止し、超静音動作を実現します。
なぜこんな機能を搭載する必要があるのかと疑問に思うかもしれません。しかし、それにはちゃんとした理由があります。すべてのマザーボードがファン制御にゼロRPM機能を備えているわけではなく、備えているとしてもCPUファンヘッダーなど一部のヘッダーが常時オンに設定されている場合があります。水冷システムの場合、システムがアイドル状態の時はこの機能は不要です。そのため、ゼロRPMモードを自動的に制御するファンは、そのような状況で非常に便利なツールとなります。
2200 RPM のピーク速度では、各ファンは最大 33.5 dBA のノイズを生成しますが、実際には、ループ内にラジエーターのスペースがほとんどない限り、ファンをその速度で動作させる必要はほとんどありません。
もちろん、これらのファンはEKWBの冷却製品と併用する必要はありません。ケースファンとして、あるいはお手持ちのCPUクーラーやAIOクーラーのファンとしても使用できます。
価格は 25.99 ドルに設定されており、すぐに入手可能です。
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